私のON
                
                
                    ロボット手術に挑戦!
                    
                        
仕事中はなるべく笑顔で!

横浜市大 ダビンチチーム
 
                         2014年の私にとってのスイッチOnは、何と言ってもロボット支援下(ダビンチ)手術の術者トレーニングを開始したことでした。まずはシミュレーターでのトレーニングから開始したものの、これが当初は何とも上手くいかず「52歳からのスタートは無理??」と挫折しかかったこともありました。しかし、コツコツと練習するうちに、徐々に課題をクリアできるようになり、症例見学やアニマルラボでのトレーニング、自施設でのオールナイトの実機トレーニングを経て、2014年12月に執刀までこぎつけました。ダビンチの鉗子の動きはとても繊細で芸術的でもあり、これから先の更なる機器の改良やコスト面の問題を克服すれば、この手術には婦人科手術の未来への大きな可能性があると感じています。また、自分がこの時代にこの夢のような手術を行うことになるとは思ってみなかったことで、不思議な気持ちさえします。そして実際の手術には、とにかくチームワークがとても重要です。産婦人科の腫瘍専門医と内視鏡技術認定医、看護師さん、MEさんとの連携で行うこの手術を大切に育てていきたいと感じています。シミュレーターでの練習のためにダビンチのスイッチをOnする時はいつでも"今日もよろしく、仲良くしましょう"とつぶやいています(本当に!)。
                     
                 
                
                私のOFF
                
                
                    真夜中のピアノレッスン
                    そして、私のスイッチOffは音楽です。辛い時も悲しい時もそしてうれしい時も、高校生の頃からずっとビートルズの音楽が心の支えです。また、自分でピアノを弾くことも大好きで、夜中にヘッドホンをつけて電子ピアノを弾くのが、一番簡単なストレス解消法です。ダビンチのトレーニング同様"練習は裏切らないからね"と自分に言い聞かせ、若い時には弾けるわけないと思っていた新しい曲にもチャレンジしています。
                    
                    	
                            
真夜中のピアノの練習
 
                            
〜練習は裏切らないと信じて〜
 
                         
                     
                 
                2015年1月現在