産婦人科医への扉~君の力が未来になる~ 日本産科婦人科学会若手委員会による産婦人科リクルートのためのホームページ

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サマースクール

サマースクールとは?

  • 2007年から毎年開催している医学生、初期研修医向けのハンズオンセミナー、交流会です。2017年で第11回目を迎えました。
  • 一泊二日の日程で、産婦人科専攻を迷っている人を対象に、ハンズオンセミナーで産婦人科の手技に触れて頂き、多くの産婦人科若手医師との交流から産婦人科の実態も知って頂ける貴重な機会です。

第11回産婦人科サマースクール in かずさ
2017年8月19日(土)~20日(日)かずさアカデミアパーク

サマースクール開催報告

 産婦人科サマースクールのコンセプトは「産婦人科と他科を迷っている人」や「産婦人科にほぼ確定している人」を対象に、産婦人科の魅力が十分伝わり、不安要素があるのであればそれを払しょくする、というものです。これを実現するために、産婦人科の基本手技について指導するハンズオンセミナーと、参加者の疑問や不安を解消する種々の企画を準備しました。運営は未来委員会内の若手委員ワーキンググループが中心となって行い、参加者への指導は全国から集まった若手実行委員四十名が行いました。

 一日目は分娩介助実習、超音波実習、CTG判読実習、新生児蘇生実習を行いました。シミュレーターを用いた分娩介助実習では、指導者の熱意が伝わるのか大変盛況で、児を取り上げる度に大きな歓声があがっていました。超音波実習で見せる参加者の真剣な眼差しはとても印象的でした。
 CTG判読から新生児蘇生へと繋がる実習は、臨場感を待たせる工夫がされており緊張感のあるものでした。
 懇親会も例年に劣らず盛況で、特に全国の楽器演奏が好きな産婦人科医有志が集まったNST管弦楽団による演奏は大変盛り上がり、産婦人科医による素敵なパフォーマンスに参加者は大変感激していました。
 夕食懇親会後の復習コースでは、もっと学びたいという参加者の熱量に圧倒されるような印象でした。
 さらに、産婦人科医になった後の近未来が感じられるように、四つの企画が開催されました。どのブースでも活発な意見交換が行われていました。中でもメインホールで行われた男性企画では、男性産婦人科医を目指す参加者の背中をドンと押すような熱い一体感が見られました。

 二日目は手術実習として腹腔鏡手技と縫合・結紮手技を行いました。グループ対抗戦なども行い、楽しみながらももっと上手くなりたいという気持ちを引き出せていました。また病理実習は「Dr. Gyne」と称しクイズ形式のグループ対抗戦を行いました。回答をリアルタイムに見られるシステムの導入で、大変盛り上がりました。
 ランチョン企画では、なぜ産婦人科医を目指したのか、産婦人科医になったらどのような生活なのかといった参加者が本当に知りたい情報をユーモアたっぷりに伝えていました。

 全日程が終了後、チューターとなった若手実行委員と参加者が、楽しそうに記念撮影をしている姿が印象的で、サマースクールの成功を感じさせるものでした。

参加者の声

新潟県立新発田病院 研修医 菅井 駿也

 私は、学生時代から将来は産婦人科として働こうと考えていました。理由としては様々ありますがその一つに手技の多さが挙げられます。産婦人科はエコーや腹腔鏡など非常に様々な手技が必要とされている診療科です。研修医になり患者さんに対してその手技を施す機会が増えました。もちろんうまく行うには程遠く、上級医にご指導いただいています。サマースクールは実習がメインの日程です。普段あまり聞けないことも気兼ねなく聞け、普段抱えている疑問を解消できる良い機会でした。私のように手技の再確認の目的でも良いですが、これから産婦人科を回る方にとっては産婦人科の機器に親しむ良い機会になるのではないかと思います。
 また、サマースクールには全国各地から多くの同期が集まります。同じ志を持つ方もいましたし、まだどこの診療科にしようか悩んでいる方もいました。休憩時間には普段は語ることができない他県の実情やどのような研修生活を送っているかなど話すことができとても良い刺激になりました。
 私は来年度からは産婦人科医として働きます。サマースクールに参加した経験は非常に大きな財産です。産婦人科に少しでも興味がある方は是非参加してみてください。きっと何か大きなものが得られるはずです。

JA廣島総合病院 初期研修医1年目 宇山 拓澄

 学生の頃から産婦人科になんとなく興味を持っていて、今後どの診療科に進むか悩んでいた際に、研修先の先生に勧められて参加しました。
 1日目はNCPR、CTG、分娩、超音波の実習で、普段は後ろから見学していることの多いことを体感することができました。また、2日間共に過ごすグループで実習したためお互いの距離もすぐに縮めることができました。
 2日目の手術の実習では、腹腔鏡手術の練習で実際に鉗子を扱うこと、結紮・縫合の練習をすることなど、一つ一つ丁寧に指導していただきました。
 このサマースクールに参加して経験したことは、今後の研修においても勉強になりました。また産婦人科に興味を持っている学生・研修医と2日間も交流する機会はなかなかないことなので、みんながどんな考えなのか、どのようなことを意識しているのかを共有でき、非常にためになりました。若手の産婦人科の先生とも話す機会があり、今後自分が産婦人科に進んだ場合にどうなるかというビジョンを得ることができました。
このサマースクールを通して、産婦人科に進もうという思いが強くなりました。産婦人科に進もうと少しでも考えている方は是非とも参加してみてください!

バックナンバー

矢印第10回産婦人科サマースクール in 美ヶ原 開催報告

第9回(2015年)までのサマースクールのレポートは「Reason for your choice」をご覧ください。

Reason for your choice

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