産婦人科医への扉~君の力が未来になる~ 日本産科婦人科学会若手委員会による産婦人科リクルートのためのホームページ

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サマースクール

サマースクールとは?

  • 2007年から毎年開催している医学生、初期研修医向けのハンズオンセミナーです。2018年で第12回目を迎えました。
  • 分娩介助、婦人科内視鏡手術、胎児超音波診断など様々なハンズオンセミナーと、若手産婦人科医との交流を通じて、産婦人科のおもしろさややりがいを知っていただくことが目的です。
  • 一泊二日のリトリート形式で行います。

第12回産婦人科サマースクール in かずさ
2018年8月18日(土)~19日(日)かずさアカデミアパーク

今、産婦人科が面白い

サマースクール開催報告

 産婦人科サマースクールのコンセプトは「産婦人科と他科を迷っている人」や「産婦人科にほぼ確定している人」を対象に、若手産婦人科医師が中心となって産婦人科の魅力を伝え、不安要素があればそれを払拭する、というものです。これを実現するために、産婦人科の基本手技について指導するハンズオンセミナーと、参加者の疑問や不安を解消する種々の企画を準備しました。会場は昨年と同じく、千葉県木更津市の「かずさアカデミアパーク」で、医学部5年生59名、6年生33名、1年目初期研修医135名の計227名が参加しました。運営は産婦人科未来委員会内の若手委員サマースクールワーキンググループが中心となって行い、参加者への指導は全国から集まった若手実行委員44名が行いました。

 サマースクールでは「チューター制度」を採用しています。参加者は5~6名でグループを形成し、各グループに1名の若手実行委員がチューターとして付き添います。チューターは2日間に渡って1つのグループを専属指導します。
 1日目は分娩介助実習、超音波実習、CTG(胎児心拍数持続モニタリング)判読実習、NCPR(新生児蘇生)実習を行いました。分娩介助実習ではシミュレーターを用いて、参加者全員が正常分娩や吸引分娩を体験しました。オプションとして鉗子分娩や子宮口開大を確認できる内診シミュレーターなども体験することができ、参加者は汗を流しながら分娩実習を行っていました。超音波実習では、全国から14台もの超音波装置を準備して胎児計測や3D/4D体験を十分な時間をかけて行うことができました。オプションとして超音波シミュレーター(経腹・経腟)を準備して、実際の臨床さながら産婦人科の画像診断を行ってもらいました。最後には各班対抗で胎児計測の正確性を競うゲームも開催しました。


 懇親会では全国の産婦人科医有志で構成されたNissanpu Sound Team (NST)管弦楽団による演奏が行われ、特に西城秀樹さんのヤングマンの曲に合わせて「YMCA」ならぬ「OBGY」の振り付けで大いに会場が盛り上がりました。
 夕食後の復習コースでは例年以上の参加者が集まり、より学びたいという気持ちが伝わってきました。その後、参加者の疑問・不安を払拭するようなプレゼン企画や気軽に自由な相談ができる「みらい相談所」なども開催され、遅い時間まで大いに盛り上がりました。


 2日目の手術実習では腹腔鏡手技を経験できるブースと縫合結紮を体験できるブースが準備されました。どちらも多くの参加者が、もっとやりたい!と思うくらい楽しい内容になりました。また、症例検討実習では「Dr.ギネ」と題してクイズ形式のグループ対抗戦を行いました。不妊治療に関するジェネラルな症例と、外性器発生異常に関するやや専門的な症例を出題しましたが、回答の選択肢が半分にできたり、周りと相談できたりする「お助けシステム」を活用し、グループごとに戦略を立てながら賑やかに症例検討会は進行しました。

 その後、三名の現役産婦人科医を講師として招き、「君たちはどう生きるか」をテーマとした講演が行われました。周産期分野、婦人科腫瘍分野、ヘルスケアの分野における三者三様の経歴を持つ講師陣から、産婦人科医としての多様な生き方を提示され、講演の後には、講師に質問に行く参加者が列をなすほど、とても興味深い講演となりました。

 ランチョン企画は途中グループでの討論会も交えて、産婦人科医になる上での不安や疑問を共有し、最後にそれらを払拭する内容としました。2日間ともに過ごした仲間や若手実行委員と熱い議論が繰り広げられていました。
 閉会式での参加者の満足げな表情を見て、この2日間を通して産婦人科の魅力をたっぷり伝えることができたと感じました。「最高の2日間だった、産婦人科医になりたくなった」と手を挙げてくれた参加者の笑顔が光りました。第12回サマースクールは、参加者とスタッフ全員の笑顔と拍手に満たされて、クロージングとなりました。

 終了後にはチューターや仲間との別れを惜しむ参加者もたくさんおり、皆が数年後に産婦人科医として戻ってきてくれることが期待されました。

参加者の声(アンケートより一部抜粋)

チューターの先生がとても優しくなんでも丁寧に教えてくださり、すごく勉強になったし、楽しくて時間があっという間に過ぎた。ありがとうございました、産婦人科医目指します。

チューターの先生がいるのはすごく安心したし、様々なことを教えていただけて非常に良かったです。

産婦人科をめざす同期がこんなにたくさんいることを知れてよかったです。

1泊2日の研修でしたが、思っていた以上に密に研修ができ、とても充実した2日間を送ることができました。また、チューター制ということで、不安なことや今後のことなど実際の医師に聞けたところが1番の収穫だったかなと思いました。

このような貴重な機会に参加させて頂きありがとうございました。もともと実習でお産や帝王切開に感動し産婦人科医を志していますが、今年サマースクールにはじめて参加させていただいてより一層その気持ちが強くなりました。2年次のPOP2にもぜひ参加させて頂きたいです。

実技をたくさん行うことができて、2日間あっという間でした。また全国の医学生、先生達と話すことができたのもとても良かったです。

バックナンバー

矢印第11回産婦人科サマースクール in かずさ 開催報告

矢印第10回産婦人科サマースクール in 美ヶ原 開催報告

第9回(2015年)までのサマースクールのレポートは「Reason for your choice」をご覧ください。

Reason for your choice

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