「症例レポートの作成」は産婦人科研修に包含されており、症例レポートの内容は産婦人科専門医認定一次・二次審査の審査対象です。
原則、研修管理システムに登録した内容は研修修了後に修正することはできませんので、ご注意ください。つきましては、症例レポートの作成時や研修管理システムへの登録時には指導医による確認・指導を受けることを推奨します。症例レポートを作成する際の注意事項を示しますので、参考にしてください。
日本産科婦人科学会専門医制度は1987年4月に発足いたしました。申請を希望される方は以下の説明をご参照のうえ、所定の申請手続きをお取り下さい。
下記の 1) 2) 3) 4)の全ての条件が満たされていなければなりません。
1)2年間の新医師卒後臨床研修(初期研修)を完了している者(初期臨床研修制度が導入される前に卒業した医師を除く)
2)専門研修施設において常勤として通算3年以上の産婦人科の臨床研修を修了した者
3)専門研修施設における研修期間中、通算3年以上本会の会員である者
4)3年以上の専攻医の研修期間内に以下の要件を満たすこと:
(1)常勤指導医の在籍する施設での専門研修が24か月以上あること
(2)基幹施設での研修は6か月以上であること
(3)最も研修期間が多い施設以外での研修が合計12か月以上あること
(4)産婦人科専門研修制度においていずれのプログラムにおいても基幹施設となっておらず、かつ東京23区および政令指定都市以外にある連携施設または連携施設(地域医療)での地域医療研修が1か月以上含まれること
(専門研修プログラム整備基準項目33、54、カリキュラム制整備基準Ⅳ-3参照)
週4日以上かつ週32時間以上の常勤での勤務1か月分を1単位とし勤務実態に応じて単位で登録します。下記の 1) 2) 3) 4) 5)の全ての条件が満たされていなければなりません。
1)専門研修の期間が36単位以上あること
2)常勤指導医の在籍する施設での専門研修が24単位以上あること
3)基幹施設での研修は6単位以上であること
4)最も研修期間の単位が多い施設以外での研修が合計12単位以上あること
5)産婦人科専門研修制度においていずれのプログラムにおいても基幹施設となっておらず、かつ東京23区および政令指定都市以外にある連携施設または連携施設(地域医療)での地域医療研修が1単位以上含まれること
(専門研修プログラム整備基準項目33, 53, 54参照)
下記の 1) 2) 3) 4) 5)の全ての条件が満たされていなければなりません。
1)専門研修施設において常勤としての専門研修の期間が3年あること
2)基幹施設での研修は6か月以上であること
3)同一施設での研修が24か月以内であること
4)常勤指導医がいない施設での地域医療研修は12か月以内であること
5)産婦人科専門研修制度においていずれのプログラムにおいても基幹施設となっておらず、かつ東京23区および政令指定都市以外にある連携施設または連携施設(地域医療)での地域医療研修が1か月以上含まれること
専門研修プログラム管理委員会が修了判定を行ったのち、専攻医の会員ポータルメニューに表示されている専門医認定審査申請ボタンより申請ページへ進み、指示に従って申請を行って下さい。
1.申請者情報の確認
登録項目は一部を除き、会員ポータルに登録されている情報が自動的に表示されます。表示内容に誤りがある場合は会員ポータルの「本人情報の確認」ページより修正して下さい。
※本人情報変更を行った場合、変更事項の反映までに数日を要する場合があります。余裕を持って変更を行うようにして下さい。
2.医師免許証の登録
医師免許証をPDF形式で取り込み、会員ポータルの「本人情報の確認」ページからアップロードして下さい。
3.申請用写真の登録
申請書類に使用する申請者本人の顔写真を登録します。
※ 6か月以内に撮影した単身胸から上の写真 (正面、無帽)をご用意下さい。
※ 申請写真は受験票に使用されますので、ご留意下さい。
受付期間:2025年4月16日~5月15日(2024年度から受付期間を変更いたしました。)
審査は年1回ですので、受付期間を厳守して下さい。
一次審査の合否は2025年6月末迄に中央専門医制度委員会より申請者に通知します。
合格者には二次審査の実施日時、会場などについても同時に連絡します。
二次審査の実施日時、会場などの案内等は専門医関連システム上で閲覧できます。
2025年7月26日(土)午後 CBT試験
2025年7月27日(日)全日 面接試験
CBT試験、試験官による面接試験、症例レポートなどにより評価します。
本会での二次審査の合否は2025年9月末までに各申請者宛に通知します。
審査合格者は、産婦人科専門医の候補者として本会より機構へ推薦され、機構による審査を受けることになります。
機構による審査の合格をもって産婦人科専門医と認定されます。該当者は機構のシステム上で専門医登録申請を行う必要があります。詳細は2026年1月下旬頃に機構により該当者へ直接通知される予定です。
認定証は2026年4月1日付で機構から交付されます(送付は2026年3月頃になります)。
専門医認定審査合格者の氏名は2026年3月頃に本会ホームページ及び日産婦誌にて公表予定です。