公益社団法人 日本産科婦人科学会

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女性ヘルスケア委員会

更新日時:2024年11月15日

女性ヘルスケア委員会とは

これまでの産婦人科学は、大きく分けると、妊娠・分娩に関連した周産期医学、不妊症やホルモンに関連した領域を中心とした生殖内分泌学、婦人科がんなどの腫瘍を扱う婦人科腫瘍学の3つの柱、つまり、サブスペシャルティからなっていましたが、近年、4つ目の柱として女性医学が注目されています。
女性医学とは「産婦人科の専門領域のひとつで、QOLの維持・向上のために、女性に特有な心身にまつわる疾患を主として予防医学の観点から取り扱うことを目的とする」と定義されているとおり、これまでの周産期医学、生殖内分泌学、婦人科腫瘍学の3つの独立した領域を有機的に結びつける土台として確立された医療および学問です。また、2014年の日本人女性の平均寿命は86.83歳と世界一の長寿を誇っていますが、単なる寿命ではなく、健康で支障なく日常生活を送ることができる期間を示す健康寿命をみると73.62歳(平成22年)であり、決してQOLが維持されているとは言いがたい状況にあるのも事実です。今後の更なる高齢化社会に向けても女性医学は極めて重要な分野と考えられます。
これらを背景として、平成22年より常置委員会として、女性ヘルスケア委員会が発足しました。平成26年11月には、正式に女性医学が日本産科婦人科学会産婦人科専門医のサブスペシャルティとして認定されており、本委員会の担う役割は今後ますます重要度を増していくと思われます。

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