プログラム統括責任者
プログラム副統括責任者
指導医
専攻医 各位
2021年度に研修修了予定もしくは2022年度に産婦人科専門医認定審査を申請予定の専攻医における
「症例記録」の取り扱いについて
2022年3月2日付で、現在研修中の専攻医および統括責任者、副統括責任者、指導医の先生にメールでお知らせしましたとおり、2022年度より「産婦人科専門医資格の認定を申請するための研修実績の要件」の一つである「症例記録」については、周産期、婦人科腫瘍、生殖・内分泌、女性ヘルスケアの各分野2症例以上ずつ(各分野からバランスよく)症例を選択し計10症例の症例記録を研修管理システムに入力することとしました。分野の詳細は「2017年度以降に研修を始める専攻医のための研修カリキュラム」をご参照ください。
しかしながら、産婦人科研修管理システムの改修および上記に関する周知が3月となったことを鑑み、2021年度に修了予定の研修および2022年度の専門医認定審査においては、移行期間として扱い、新要件は努力目標とします。周産期、婦人科腫瘍、生殖・内分泌、女性ヘルスケアの各分野が2症例以上でない場合でも合計で10症例の症例記録を入力し、指導医の承認が得られていれば、統括責任者の判断のもと「症例記録」としての研修実績の要件を満たすこととします。
なお、産婦人科研修管理システムの改修はすでに完了しており、これに関する臨時措置は予定していません。本改修により、症例記録の入力画面に「症例分野」の項目が追加されていますので、4月中旬までに症例記録毎に該当する分野を選択、登録していただきますようお願いいたします。システム改修前に承認された症例記録は全て3月2日に「未確認」または「要修正」の状態に切り替わっています。統括責任者、副統括責任者、指導医の先生におかれましては専攻医による分野の選択・登録の終了後に改めて承認作業を行っていただきますようお願いいたします。
このたびは、産婦人科専門医資格認定を申請するための研修実績の要件および産婦人科研修管理システムの改修時期が年度末となったため、皆様には多大なご負担をお掛けすることとなったことをお詫び申し上げます。研修カリキュラムおよび産婦人科研修管理システムは今後も定期的に評価・改修する方針です。改修の際には事前の周知を徹底してまいりますので、何卒ご理解・ご協力いただきますようお願いいたします。
以上
2022年3月
公益社団法人 日本産科婦人科学会
理事長 木村 正
中央専門医制度委員会
委員長 関沢 明彦