公益社団法人 日本産科婦人科学会

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第7回産婦人科意識動向調査結果について

更新日時:2018年7月13日

平成26年9月26日

公益社団法人 日本産科婦人科学会
医療改革委員会

 産婦人科専攻医指導施設の指導医を対象とした、産婦人科の動向に関する意識調査の結果がまとまりました。この調査は2008年度から毎年、同じ形式で継続して実施しているものです。第一線の産婦人科医の産婦人科の現状についての認識は、2008年度から2010年度まで改善傾向を示しましたが、その後4年連続で悪化し、本年度は調査を開始した2008年度のレベル以下に転落しています。現場の意識がここまで悪化した主要な理由としては、産婦人科新規専攻医の減少、産婦人科医の不足、地域格差の拡大があげられています。これは産婦人科新規専攻医の増加が2010年まで続いた後、減少に転じていること、そして増加した医師の多くが大都市圏に集中していると関係していると考えられます。今後、産婦人科新規専攻医の増加を図り、それぞれの地域で優れた産婦人科専門医を確実に育てていくための、抜本的な改革が必要と思われます。

第7回産婦人科意識動向調査結果

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