公益社団法人日本産科婦人科学会 理事長 加藤 聖子
臨床倫理監理委員会 委員長 鈴木 直
平素より本会の運営に多大なるご支援を賜りまして、誠に有難うございます。
さて、生殖補助医療の在り方を考える議員連盟(会長=自民・野田聖子代議士;以下、議連)によって、特定生殖補助医療法案が2月5日に参議院に提出されました。これまで日本産科婦人科学会は、2023年1月5日に開催した公開シンポジウム(「精子・卵子・胚の提供等による⽣殖補助医療についてー議論すべき課題の抽出ー」)でいただいた様々な意見(パブリックコメントを含む)を集約した案等を議連に提案してまいりました。
(https://www.jsog.or.jp/news_m/2181/、
https://www.jsog.or.jp/news_m/6302/)
なお、こども家庭庁並びに国立成育医療研究センターとの協力体制のもと、法案施行後に本医療を必要とする方々に良質な医療をしっかりと提供することができるよう、臨床倫理監理委員会内に委員会(特定生殖補助医療に関する運用検討小委員会)を立ち上げました。本法案の一日も早い成立を願っております。
*写真:議連幹事長 秋野公造参議院議員から供与