日本産科婦人科学会臨床倫理監理委員会
シンポジウム「精子・卵子・胚の提供等による⽣殖補助医療についてー議論すべき課題の抽出ー」
開催案内(第1報) 及び本シンポジウムでの抄録提出・ご発言のお願い
公益社団法人 日本産科婦人科学会
理事長 木村 正
臨床倫理監理委員会 委員長 三上幹男
同 副委員長 鈴木 直
主務幹事 佐藤健二
令和2(2020)年12月4日、生殖補助医療の提供等及びこれにより出生した子の親子関係に関する民法の特例に関する法律(令和2年法律第76号)が成立し、同月11日に公布されました。その附則第3条には、生殖補助医療の適切な提供等を確保するための次の事項、その他必要な事項については、おおむね2年を目途として(2022年秋で2年経過)検討が加えられ、その結果に基づいて法制上の措置等が講ぜられるものとする(○生殖補助医療及びその提供に関する規制の在り方 ○生殖補助医療に用いられる精子、卵子又は胚の提供又はあっせんに関する規制の在り方 ○生殖補助医療の提供を受けた者、精子又は卵子の提供者及び生殖補助医療により生まれた子に関する情報の保存・管理、開示等に関する制度の在り方)と記載されております。
日本産科婦人科学会では、生殖・周産期医療に関係する生命倫理を考えるに際しての日本産科婦人科学会の基本姿勢(2022年3月9日公表)に鑑み、精⼦・卵⼦・胚の提供等による⽣殖補助医療に関しての情報公開、オープンな議論が不足しているのではないかとの判断のもと、「シンポジウム:精子・卵⼦・胚の提供等による生殖補助医療についてー議論すべき課題の抽出ー」を計画いたしました。
本シンポジウムでは、精子・卵子・胚の提供等による生殖補助医療について、より良い方向に進めていくために多くの方々からのご意見を拝聴し、議論すべき大切なポイントを抽出し、そして社会へその内容を発信すると同時に、立法府での議論の参考としていただくことを目的とします。
・日時:2023年1月15日(日)14:00-17:00
・開催方法:オンライン開催(配信URLは後日ご案内します)
・プログラム:(詳細につきましては、後日改めてHPよりご案内いたします)
本シンポジウム開催後には、資料集・会議録を作成すると同時にアンケート調査を行い、広くご意見をいただきます。それらの結果を受けて、最終報告書を作成し、報告書への一般の皆様からのご意見も添付のうえ、日本産科婦人科学会のHPに公開すると同時に、国、厚生労働省などに提出いたします。
本シンポジウムでは、医師、関連団体からの発言の後に、一般の方からの抄録提出・ご発言の機会を設けます。
以下の皆様からの、ご経験、率直なご意見、ご希望をいただければと思います。
抄録提出・ご発言希望のある方は、ご意向を以下のURLより、お知らせください。
・抄録提出・ご発言希望アンケート:https://sites.net-convention.com/for/seisyokuhojyo/enq.html
上記の3者の方には、抄録を提出いただきます。
・アンケート締切:2022年11月30日(水)17時
アンケートご回答後に、提出方法ならびに提出先に関するご案内がメールで到着いたします(翌日になっても届かない場合は下記のお問い合わせ先までお尋ねください)。
属性を参考に幅広くご発言いただけるよう努めますが、時間的な制限がございますため、発言者数が限られますことをご理解ください。発言希望者が多数の時には、希望者の属性を広く勘案の上、こちらで発言者を決めさせていただきます。ただし、ご提出いただきました抄録は、すべて資料集として記録に残させていただきます。
発表者に選出されました時には、ご自身で作成した動画で発言を希望する方に限り、後日、動画作成方法の詳細を下記の運営事務局よりメールでお送りいたします。
抄録・ご発言動画の締め切りは2022年12月15日(木)を予定しています。
【お問い合わせ先】
シンポジウム「精子・卵子・胚の提供等による⽣殖補助医療についてー議論すべき課題の抽出ー」運営事務局
株式会社コンベンションリンケージ内
E-mail:seisyokuhojyo_sy_jsog@c-linkage.co.jp