日本産科婦人科学会員の皆様への重要なお知らせ
「子宮頸癌に対する腹腔鏡下広汎子宮全摘出術に関する指針について」
日本産科婦人科学会会員 各位
日本産科婦人科学会HP「会員の皆様へお知らせ」欄に2019年1月22日付けで「子宮頸癌に対する腹腔鏡下広汎子宮全摘出術について」を掲載し、子宮頸癌に対する腹腔鏡下広汎子宮全摘出術を実施する際に、手術の安全性を担保するという観点から留意いただきたい点をお願いいたしました。
その後、日本産科婦人科学会は日本婦人科腫瘍学会・日本産科婦人科内視鏡学会と引き続いて協議を重ね、本邦における子宮頸癌に対する腹腔鏡下広汎子宮全摘出術の安全性・有効性に関する調査を行うために、当該手術を施行することが認定された施設は日本産科婦人科学会に登録し、「子宮頸癌に対する腹腔鏡下広汎子宮全摘出術を施行する施設」として学会HPに掲載すること、「登録施設」は子宮頸癌に対する腹腔鏡下広汎子宮全摘出術を施行した全症例の日本産科婦人科学会の腫瘍登録への登録を義務づけることを決めました。「子宮頸癌に対する腹腔鏡下広汎子宮全摘出術についての指針」を以下に示します。なお、学会への施設登録方法については近日中に改めてご案内いたします。
なお、指針を遵守しなかった施設は、施設基準(7)「関係学会から示されている指針に基づき、当該手術が適切に実施されていること。」に違反するものとみなされ保険診療が取り消されることがありますのでご留意ください。
日本産科婦人科学会 理事長 藤井 知行
日本産科婦人科学会婦人科腫瘍委員会 委員長 榎本 隆之
日本婦人科腫瘍学会 理事長 青木 大輔
日本産科婦人科内視鏡学会 理事長 竹下 俊行
「子宮頸癌に対する腹腔鏡下広汎子宮全摘出術に関する指針」