令和8年7月30日
会員各位
リンデロン注 2mg、4mg(0.4%)の供給量減少への対応について
公益社団法人 日本産科婦人科学会
理事長 万代 昌紀
周産期委員会 委員長 関沢 明彦
平素より本会の活動にご支援、ご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
現在、水溶性プレドニン注10mg、20mgおよびリンデロン注2mg、4mg(0.4%)(販売元:塩野義製薬株式会社、製造販売元:シオノギファーマ株式会社)は、製造工場の設備更新および製造に必要な技術を有する人員の確保が困難な状況にあることから、限定出荷となっております。
このたび、販売元である塩野義製薬株式会社より、今後さらに供給量が減少する見込みであるとの案内がありました。
リンデロン注2mg、4mg(0.4%)は、「早産が予期される場合における、母体投与による胎児肺成熟を介した新生児呼吸窮迫症候群の発症抑制」の適応を有する唯一のステロイド注射剤です。「産婦人科診療ガイドライン産科編2026」においても、妊娠34週未満で1週以内の早産が予想される場合には、胎児肺成熟の促進および頭蓋内出血の予防を目的として、母体にベタメタゾン(リンデロン注の有効成分)を投与することが推奨されています。
このため、早産が予期される妊婦へのリンデロン注の投与は、代替できない優先度の高い用途であると考えており、本会として販売元に対し、本用途への優先的な供給について要請しているところです。
会員の皆様におかれましては、本剤を必要とする患者への治療機会を確保するため、当面の間、リンデロン注2mg、4mg(0.4%)につきましては、必要量に応じた購入・使用にご配慮いただくとともに、限られた供給量の中で適切な医療提供が継続できるよう、ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
なお、今後の供給見通しにつきましては、新たな情報が得られ次第、速やかに会員の皆様へお知らせいたします。
※詳細については、以下、ご参照ください。
リンデロン注 2mg、4mg(0.4%)の供給量減少への対応について
以上