公益社団法人 日本産科婦人科学会

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学会からのお知らせ

フィブリノゲン製剤の適正使用に向けた調査に関するご協力のお願い

更新日時:2022年1月26日

令和4年1月吉日

 

フィブリノゲン製剤の適正使用に向けた調査に関するご協力のお願い

 

公益社団法人 日本産科婦人科学会理事長 木村 正
 公益社団法人 日本産婦人科医会会長 木下 勝之

 

日本産科婦人科学会・日本産婦人科医会会員各位

 令和3 年9 月6 日付で、産科危機的出血に伴う後天性低フィブリノゲン血症に対するフィブリノゲン製剤の使用に保険が適用されました。
 産科危機的出血に伴う後天性低フィブリノゲン血症に対する適応拡大に向けて厚生労働省から本剤の使用に当たっての留意事項通知が発出され、当該通知の【4.本剤の適正使用の方策について】において、「学会が適正使用に関する実態把握及び調査を行うこと」が求められております。
 これを受けて、フィブリノゲン製剤の使用について本会による適正使用に関する実態把握及び調査を実施すべく、日本産科婦人科学会ホームページをポータルサイトとした調査システムを導入し、令和4年1月26日より稼働いたしました。今後、フィブリノゲン製剤を使用された際には当該調査ページより使用情報を入力し、本調査へのご協力をお願いいたします。なお本調査では、令和3 年9月6日の保険適用時点からの情報を収集する必要があることから、令和3 年9月6日まで遡っての入力をお願いいたします。
 また、フィブリノゲン製剤については、先天性低フィブリノゲン血症の患者への安定供給を確保する必要性があることから、別途、製造販売業者による適正使用活動として、すべての診療科を対象としたフィブリノゲン製剤使用症例の確認が行われております。さらに、上記の留意事項通知【5.本剤の安定供給等について】では、「本剤を使用する医療機関においては、製造販売業者から安定供給のための使用状況及び使用症例の確認があった場合には、適切に対応すること」が示されており、本会としましても製造販売業者による調査に協働し、適正使用の推進を図る必要があると考えております。つきましては、本会による調査に加えて、製造販売業者による調査に対しても、会員の皆様にはご協力いただきますよう、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

*:(薬 生 薬 審 発 0906 第 6 号、薬 生 安 発 0 9 0 6 第 2 0 号、薬 生 血 発 0 9 0 6 第 1 号「新たに薬事・食品衛生審議会において公知申請に関する事前評価を受けた後天性低フィブリノゲン血症における乾燥人フィブリノゲンの使用に当たっての留意事項について」)
 

以下のバナー(会員専用ページ)より「フィブリノゲン製剤の実態調査入力ページ」へお進みください。

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