日本産科婦人科学会会員 各位
2023年6月FIGOのWomen’s Cancer CommitteeとEndometrial Cancer Staging Subcommitteeは、機関誌のInternational Journal of Gynecology & ObstetricsにFIGO staging of endometrial cancer: 2023 (doi: 10.1002/ijgo.14923)を掲載し、新しい子宮体癌進行期分類FIGO2023を示しました。新分類では、病理学的に組織型、組織学的悪性度、脈管侵襲の有無で進行期が決定されるととともに、分子遺伝学的所見を加味した分類が行われます。
日本産科婦人科学会では今後、FIGO2023進行期分類に対する本邦の対応について協議してまいります。従いまして、現時点では情報提供に留め、婦人科腫瘍登録など、本会としては、新たにお知らせをするまで現行の臨床進行期分類(日産婦2011)を採用します。
FIGO staging of endometrial cancer: 2023
婦人科腫瘍委員会
委員長 川名 敬
婦人科癌の取扱い規約改訂と普及に関する小委員会
委員長 横山良仁