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日本専門医機構からの専門医更新に関する通知について

更新日時:2024年7月11日

学会会員殿

日本専門医機構からの専門医更新に関する通知について

日本専門医機構(以下、機構)による「整備指針(第三版2020年2月版)における「専門医の認定・更新」に関する補足説明」の内容が一部改訂されました。

従来の規定では連続して3回以上の更新を経た機構専門医(学会専門医を含める)は、申請により承認されれば、領域学会が定める診療実績の証明を更新要件から免除する規定としていました。

今回の改訂では連続して複数回の更新を経た専門医の更新においても診療実績の証明の免除は行わないことになりました。診療実績の証明の提出が困難な場合には従来通り補足説明にある「C.自己学習」※の利用を可能としています。なお、産婦人科では2026年度より本運用を開始する予定であることを申し添えます。
※「C.自己学習」では日産婦学会 専門医委員会が選定したtest付きe-learningを受講いただきます。

「整備指針(第三版2020年2月版)における「専門医の認定・更新」に関する補足説明」
P.12

(4)連続して複数回の更新を経た専門医の更新
連続して複数回の更新を経た専門医であっても、専門医として国民から期待される、十分な診療技能と最新情報に更新された知識に基づいて総合的な判断を行う能力を担保するため、原則として診療実績の証明の免除は行わない。
従来通りの診療実績の証明以外の方法としては、補足説明にある C.自己学習の利用を推奨する。
この場合であっても適切な診療能力の獲得の確認を目的とした筆記試験等の併用(open bookexamination や e-testing を含む)が望ましい。

また、専門医更新審査に合格した場合、JMSB Online System+(機構が運用するシステム)に登録して、同システム上で認定料を入金する必要がありますが、2025年4月以降は認定後1年間、3回の通知(催促)を受けても未払いの場合には専門医資格が停止になると機構より通知がありました。
加えて、機構専門医の認定証は認定料の入金確認後に機構から簡易書留で発送されますが、2025年4月以降は受取人不在かつ保管期間超過のため認定証が機構へ返送され、1年間、3回連絡するも受け取られない認定証は処分される旨の通知もありました。ご留意下さい。

上記の周知内容を以下に示します。ご参照下さい。
専門医更新予定の会員向け周知

■問い合わせ先
日本産科婦人科学会 中央専門医制度委員会
E-mail:chuosenmoniseido@jsog.or.jp

2024年7月

公益社団法人 日本産科婦人科学会
中央専門医制度委員会 委員長 関沢 明彦

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