2020年度指導医更新該当者 殿
2020年度の指導医更新申請について
2015年度より産婦人科専門医制度に指導医が導入されました。2020年度は2015年度に認定された指導医の初更新年度にあたり、現指導医で下記論文の条件によって更新ができない会員が一定数存在すると考えられます。指導医の更新ができない場合、その所属施設における専攻医の採用人数に影響し、場合によっては基幹施設から指導医を異動させるなどの、過大な負荷を各プログラムにかけかねない可能性を危惧しております。
第4回理事会において、現時点でどの程度の指導医が更新できないのか本会としてはデータを持ち合わせておらず、更新期限後の混乱を回避するため、2020年度に限っては論文の条件のみが足りない場合には、「暫定期間」を1年間設けることが決定いたしました。指導医更新要件をご確認いただき、更新の意思がある場合には、論文数が要件を満たなくとも更新の申請手続きを行っていただきますようお願いいたします。なお、この猶予措置は指導医講習会の受講回数の不足には適用されませんので、ご留意ください。
記
1)認定申請者:筆頭2編または、専攻医の指導的立場としての執筆ポジション
(すなわち筆頭は専攻医である論文で、第2著者または最終著者)
2)更新申請者:著者の順番を問わず、直近5年間(2015年5月1日~2020年4月30日)で2編
1)指導医認定申請
・原則として、過去に指導医資格を得たものは再度の新規申請は不可とする。
2)指導医更新申請
・指導医暫定更新の場合、翌年度の申請期間中(5月1~31日)に所属地方委員会へ必要書類と追加論文を提出する。
・指導医暫定更新の場合、更新と同じく、審査料5,500円、登録料11,000円 合計16,500円で、翌年度の追加論文提出時には審査料5,500円(登録料はなし)を納入する。
・暫定期間に更新要件を満たし、翌年度に指導医の更新をした場合、認定証が送付され、その次の更新は4年後となる。
3)指導医講習会の受講(指導医認定申請、指導医更新申請)
・2020年度申請者に限り、WEB配信による第72回日産婦学術講演会および第140回東海産科婦人科学会における指導医講習会受講(オンライン)は「学会ホームページのe-learning」による指導医講習会受講2回とは別に算定できる。
4)指導医再認定 <2021年度から導入(2020年6月の定時総会で承認予定)>
・指導医資格喪失者の再認定は更新と同じ資格要件、同じ費用(審査料、登録料)とする。
以上
2020年3月
公益社団法人日本産科婦人科学会
理事長 木村 正
中央専門医制度委員会
委員長 八重樫 伸生