わたしのON/OFF 明日に繋がるoff

わたしのON/OFF 明日に繋がるoff 田中 教文 広島大学 産科婦人科学 助教

私のON
 産婦人科医となり、早くも15年以上経ちました。
 基本的には臨床が好きで、手術や分娩の最中は時間が早く経っていきます。卒後7年目から大学院に進み、研究を始めました。現在は若手を指導する立場になり、また医局長としての業務も行うようになりましたが、日々精進する毎日を過ごしています。最近では、臨床遺伝専門医の認定を取得したり、新たな臨床試験を立ち上げたり、自身のスキルアップも目指して、"ON"に力を注いでいます。入局前の予想通り多忙な科ではありますが、興味があることに集中していることが多く、達成感を感じながらの"ON"であり、苦労を感じるより、充実感を抱いています。
私のOFF
 充実した"ON"を送るためには、楽しい"OFF"が必要と考えています。自分はON/OFFの切り替えのため、家に帰ると基本は仕事をしないよう努めています。そのため、平日はなかなかゆっくりできませんが、遅い時間からでも楽しい"OFF"を創ります。子供がいない頃は、平日の夜に映画のレイトショーに行くこともありました。また、休日はできるだけ家族と過ごしたり、趣味に時間を使えるように調整しています。
 "OFF"の時間を作るために大事なことは、出来るだけ無駄な時間を作らず、計画的に物事を進めることでしょうか。自分は短期(1日~数日)と中長期(数日~数週間~数ヵ月)の計画を立て、それに向けて取り組むようにしています。急な仕事が入ることが多々あるので、可能な限り少しゆとりを持って計画します。その中で、効率よく仕事をこなしていきます。職場の協力体制も"OFF"の時間を作るのに影響すると思いますが、しっかり"ON"をこなせば、きっと楽しい"OFF"を過ごす時間が作りやすい環境になると考えます。

趣味は、映画鑑賞、旅行、テニス、カラオケなどなど。学生の頃から行っているバスケットボールも。年に1度の全国医師大会にはできるだけ参加するように心がけています。

2016年1月現在