わたしのON/OFF 明日に繋がるoff

わたしのON/OFF 明日に繋がるoff 奥田美加 独立行政法人国立病院機構横浜医療センター産婦人科 部長

私のON
カンファレンスは朝がいい夕は区切りをつけて帰りましょう (赤ちゃんは臨時参加で左端の人がママです)※筆者は写っておりません

カンファレンスは朝がいい
夕は区切りをつけて帰りましょう
(赤ちゃんは臨時参加で左端の人がママです)
※筆者は写っておりません

 大学を卒業して5年ちょっと経った頃、先輩がカッコよく胎児精査超音波をしている場面に遭遇し、これは面白そうだ、と、神奈川県立こども医療センター産科の勤務を希望しました。以来、2つの総合周産期母子医療センターで延べ約14年間の後、現在は地域周産期母子医療センターである独立行政法人国立病院機構横浜医療センター産婦人科に勤務しています。競うように救急を受けようとする雰囲気に包まれたこの病院、コメディカルもとても意欲があり働きやすく、充実した日々を過ごしています。
さて、周産期にすすむきっかけとなった胎児エコーは、世の素晴らしい超音波オタクのあの方やあの方たちのようにはデキるようにはなりませんでしたが、せめて「木を見て森を見ず」とならぬよう全体を俯瞰することを心がけています。
なんといってもお産が好きで、妊娠38週まで子宮筋腫が先進しており帝王切開は免れないかなと思っていたら分娩開始とともに位置が変わってツルンと生まれたり、前方前頭で排臨寸前からなかなか進まない経産婦さんの児頭をちょいと回したら次の陣痛でスポンと生まれたり、何年やっていても新鮮で飽きることがありません。もちろん、怖い思いもたくさんしますが、教科書に書いていないちょっとした産科のツボを、後輩たちに伝えたい、そう思って日々働いています。
癒しを求めて新生児室へ(プチOFF) 母子同室なので朝しか赤ちゃんいないけど

癒しを求めて新生児室へ(プチOFF)
母子同室なので朝しか赤ちゃんいないけど

講演会講師や座長なんかもたまにやります 老眼鏡がイタい…

講演会講師や座長なんかもたまにやります
老眼鏡がイタい…

私のOFF
なぜわざわざ寄る価値があるのか分かる人には分かる嘉例川駅にて

なぜわざわざ寄る価値があるのか
分かる人には分かる嘉例川駅にて

 ふだん一人息子をほったらかしの分、夏季休暇には必ず連れて旅行に出かけました。鉄道の日(分かる人には分かる)に生まれた息子は幼少期から電車が大好きな「鉄」。航空機や新幹線ならあっという間のところをわざわざ寝台列車で1日かけて移動したこともしばしば。影響で自分も軽い「ママ鉄」となり、息子がおとなになり一緒に旅してくれなくなってから鉄分摂取は減りましたが、旅先で嘉例川駅(分かる人には分かる)にわざわざ寄って記念撮影!日本にはまだまだ行くところがたくさんあり楽しみです。
当時9歳の息子と乗った「はやぶさ」東京から熊本まで18時間近くかかります

当時9歳の息子と乗った「はやぶさ」
東京から熊本まで18時間近くかかります

トワイライトエクスプレス(ピンが甘くてすみません)もちろん無くなる前に乗りましたとも!後ろ姿が息子(当時14歳)です

トワイライトエクスプレス(ピンが甘くてすみません)
もちろん無くなる前に乗りましたとも!
後ろ姿が息子(当時14歳)です

2019年1月現在