安積麻帆 | わたしのON/OFF | W.L.B. 日本産科婦人科学会ワーク・ライフ・バランス

私のON/OFF

　私は現在、産婦人科の後期研修2年目として神戸大学医学部附属病院で働いています。初期研修は淀川キリスト教病院で2年間を過ごしました。3年目で神戸大学に入局し、初年度はそのまま淀キリで後期研修を開始し、3年目の2月からは大学で研修しています。大学6年間はヨット部に所属し、西日本医科学生総合体育大会では総合2連覇をしました。5年生で引退したのち、6年生でセーリングの審判資格であるB級ジャッジ免許を取得し、初期研修1年目にA級ジャッジ免許（レースにおいて審判長を務められる資格）を取得しました。また色々なルールの勉強会に参加しているうちに、初期研修2年目でインターナショナルジャッジ（IJ）セミナーに参加してみないかと誘いを受け、参加したところ運良く試験に合格し、IJ候補生となりました。候補生というのは、試験を受けるだけでは認定が下りず、海外やワールドカップなど世界レベルのレースで経験を積まなければならないのですが、それには10日間もの海外遠征必要で、職場の理解が必要でした。当時の部長の丸尾先生はワークライフバランスを大切にされており、長期の休暇取得を許可して下さったため、マイアミのセーリングワールドカップに参加することができました。

産婦人科学会でのポスター発表

淀川キリスト教病院の研修医同期たちと、
思い出の救急外来で

マイアミのディナーキーマリーナにて

ゴムボート操船中、マイアミ沖で

　また今年はセーリング以外でも色々な身の周りの変化がありました。大学への異動直後に入籍し、11月には沖縄で結婚式も行いました。大学では結婚休暇も取得し、仕事にプライベートに非常に充実した日々を過ごしています。子供はまだいませんが、今の職場なら親身になってくれる上司がたくさんいて、産休明けも復帰して精力的に仕事をしている先輩の女医さんがたくさんいるので、安心して仕事ができます。産婦人科専門医取得後はサブスペシャリティーとして腫瘍専門医と内視鏡専門医のダブルライセンスを目指したいと考えています。必ずしも予定通りにはいかないと思いますが、諦めずにチャレンジしていきたいです。

夜はBBQパーティー

沖縄での挙式

2019年1月現在