学会の取り組み

第66回日本産科婦人科学会・学術講演会で「ギネジョの底力、ギネメンの胆力」
ギネナビ ~キャリアアップライフを応援します~
を開催しました。

毎年開催している男女共同参画委員会・女性の健康週間委員会の特別企画です。
学会雑誌の2014年10月号に要旨がまとめられています。プロフェッショナルとプライバシーの両立をこなしている30~40歳代の先生方が今までを振り返り、今後も見据えて若い世代にメッセージを送りました。

現状維持で満足せず、周囲への感謝を忘れず、少しでも前に進み続けてほしい

本田 智子
本田 智子 先生

(1999年卒:熊本大学)

学生実習でマウスの体外受精に関わって以来、産婦人科一筋です。
2012年4月より2年間、産科病棟主任を務めました。 趣味は家呑み、4人の子供とじゃれながらお酒を飲み一日の疲れを癒しています。

プロ意識とは支援を駆使しつつ、
可能な限り努力することによって答えを見つけること

米田 哲
米田 哲 先生

(1996年卒:富山大学)

産婦人科医の妻と机を並べ、大学病院で奮闘しています。男性の育児休暇を富山大学医学部で初めて取得し、その経験が今の立場(医局長)に役立っています。 女性医師の復帰率100%!

諸先輩に:大変でも仕事を続けられる魅力ある職場づくりを
若手に:自分の価値を上げる努力を

安彦 郁
安彦 郁 先生

(2000年卒:京都大学)

婦人科腫瘍の臨床と、卵巣癌と免疫に関する研究をしています。
家族は4歳の息子と、会社員の夫。趣味はチェロ演奏です。臨床と研究と家庭と趣味、どれもあきらめたくないと思っている、よくばりです。

男性・女性関係なく、家庭と地域社会の一員として役割を果たしながら、プロとして良質な医療を提供できる環境をととのえることが重要!売りになる知識や技術を持つこと!

永田 千映
永田 知映 先生

(2001年卒:国立成育
医療研究センター)

主流派ではないけれど、希少価値が高められるキャリアパスを目指しています。
米国で得た資格を活かした活動を模索中です。夫(集中治療医)と子供2人がいます。

努力や情熱が必ずしも報われる訳ではない、一生懸命であればあるほど深い挫折を経験する。だからと言って努力なしで何も得られない。
たとえ挫折を味わったとしても努力し続けることで将来が開けてくるのではないか

中山 健太郎
中山 健太郎 先生

(1996年卒:島根大学)

専門は婦人科腫瘍学、ライフワークは卵巣癌発生機構の分子生物学的解明とその臨床応用。趣味はサッカーと水泳。元内科医の妻は基礎研究者、娘はバレリーナ志望

詳しくは日本産科婦人科学会雑誌 2014年 第66巻 第10号 理事長推薦企画『「ギネジョの底力,ギネメンの胆力」ギネナビ~キャリアアップライフを応援します~』をご覧下さい。

http://fa.kyorin.co.jp/jsog/readPDF.php?file=66/10/066102566.pdf