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産科婦人科学会の“取り組み”
日本産科婦人科学会公益事業「カンボジア工場労働者のための子宮頸がんを入口とした女性のヘルスケア向上プロジェクト」(JICA草の根技術協力事業)
2017年4月3日 
上田 豊(日本産科婦人科学会渉外主務幹事)

 カンボジアは内戦の影響で、未だ医学教育や診療体制の構築が十分とは言えない状況です。しかし、これまですでに日本の産婦人科医の先生方が JICA 母子保健事業に深く関わり継続的に支援を行ってこられた結果、Millennium Development Goal(MDG)5A:Reduce the maternal mortality ratio by three quarters between 1990 and 2015を 2015 年に達成しました。そんなカンボジアで現在の大きな医療問題となってきているのが子宮頸癌対策です。
 日本産科婦人科学会(JSOG)は2012年度からカンボジア産婦人科学会(SCGO)との交流を開始いたしており、2015年度からは工場労働女性を対象としたヘルスプロモーションと子宮頸がん検診の実施による早期発見・治療のための体制整備のためのプロジェクトを実施しております。当プロジェクトにおきましては、必ずしも健康意識の高くない工場労働女性に対して継続的な健康教育を行い、その中で子宮頸がん検診の重要性についての意識付けも行っております。

 

 一方で、カンボジアには子宮頸癌の予防のシステムが全く存在しないため、カンボジアの産婦人科の先生方とともに、子宮頸がん検診による早期発見と前癌病変段階での早期治療の体制の構築を図っております。 すでに本会の会員の先生方にはカンボジアに出向いていただき、現地で細胞診・コルポスコープ下生検・円錐切除の指導や診療体制の構築のお手伝いをしていただいております。
 日本では当たり前の早期発見・早期治療のシステムがカンボジアでも機能して、多くの頸癌罹患を予防できる時代を早く迎えられるように、今後も引き続き、当プロジェクトを推進して参ります。研修医の先生方や学生の皆さんも、今後ぜひ産婦人科でトレーニングを積んでいただき、低医療資源国での医療の充実に向けた事業にご参加いただければと思います。
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