女性の健康週間について
2009年6月23日
清水幸子(女性の健康週間委員会委員長)
「女性の健康週間」は、産婦人科医が女性の健康を生涯にわたって総合的に支援することを目指し、3月3日のひな祭りを中心に3月1日から3月8日の国際女性の日までの8日間を「女性の健康週間」と定め、社団法人日本産科婦人科学会と社団法人日本産婦人科医会の共催で2005年にスタートした活動です。2008年からは、厚生労働省も主唱する国民運動として、女性が生涯を通じて健康で明るく、充実した日々を自立して過ごすことを総合的に支援するために、国や地方公共団体、関連団体が一体となり、様々な活動が展開されています。2009年3月も『産婦人科医は女性を守り続けます。-生涯主治医がいる安心を-』をメインテーマとし、女性の健康週間ポスターや、女性の生涯健康手帳〔2009年版〕の作成・配布、市民公開講座の開催など、様々な活動を実施しました。
女性の生涯健康手帳とは、女性がご自分の受診(診療・検査・相談)について記録できるパスポートサイズの手帳で、女性が知っておきたい健康知識や女性特有の疾患に関する医療情報も掲載されています。2005年から毎年女性の健康週間委員会が改定を行い、今回の2009年版で5冊目となります。全国の産婦人科医療機関や女性の健康週間イベント会場などで多くの女性に無料配布されます。特に今年は地方公共団体や保健所などからの要望が多く、20万部がすぐに品切れとなり、追加作成となりました。1月に県内成人式会場で成人式を迎えた女性全員に配布されたところもあったほどです。また期間中には「女性の健康広場」として毎年一般の女性に、女性の健康や疾患に対する正しい知識を身に付けていただくための講演会やイベント、健康相談等を、東京や名古屋を初め全国各地で行います。講師も産婦人科医師だけでなく、栄養や美容の専門家、女性の健康に関心の深いタレントさんなどもゲストに招いて、女性がご自分の身体に関心を持ち、女性特有の疾患に関する正しい知識や情報を得られ、また女性の一生の様々な状況をサポートする診療科として産婦人科の認識を高めて戴く機会となっています。
<産婦人科医による健康相談>
スタートしてから5回目を迎えた2009年は、この「女性の健康週間」についての活動が新聞、携帯サイトなどのメディアのみならず、厚生労働省のホームページや内閣府のメールマガジンにも掲載され、NHKラジオでも紹介されました。産婦人科医療は生命誕生の時から深く関わり、女性の生涯を通じてその疾患や健康の相談に応じることができ、社会全体の活性化を促すことのできる医療です。この活動が将来の我が国の女性の健康を担う若い医学生・研修医の皆様のパワーでより活性化していくことを期待しております。
<女性の健康週間イベントの様子>

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