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第9回(2015年開催) in 美ヶ原
第9回日本産科婦人科学会サマースクール開催報告
梶山 広明 (若手育成委員会主務幹事 2015年サマースクール担当)

 今年で第9回目の開催になりますが、恒例の産婦人科サマースクールが齋藤滋委員長の下、長野県松本市の美ヶ原温泉、ホテル翔峰で行われました。結果的に、医学部5年生:55名(男性15名、女性40名)、医学部6年生:52名(男性20名、女性32名)、初期研修医1年目:97名(男性39名、女性58名)、初期研修医2年目:110名(男性45名、女性65名)の合計314名にご参加いただきました。今回も会場の収容の関係で、非常に不本意ながら一部の参加応募者の方にお断りしてせざるを得ませんでした。この場をお借りして深くお詫び申し上げます。今年のサマースクールも、実技プログラムを、学生と初期研修医のレベルに応じた二本立てで行いました。昨年同様、公募で選ばれた若手医師実行委員のサポートをいただき大盛況のうちに開催することができました。

   


 第一日目の8月1日は婦人科腫瘍、婦人科内視鏡、産科超音波検査に関する実習をメインにプログラムが進行しました。婦人科腫瘍はPC上で自由に病理組織標本を観察できるバーチャルスライドシステムを利用したQ&A方式の診断実習を行いました。今年のテーマは婦人科腫瘍と妊孕性温存で、手術映像も交えながら子宮頸癌と卵巣癌の症例を取り上げました。婦人科内視鏡実習では、鉗子の基本的動作から縫合・結紮までのトレーニングを、各種シミュレーターを用いて行いました。産科関連実習では、超音波実機を用いた胎児計測や胎児異常の検出、3次元エコーでの胎児描出実習、分娩トレーニングなどを行いました。参加者の皆様には産婦人科臨床現場の一端をバーチャルに体験していただけたことと思います。プログラム自体は昨年を踏襲した形ですが、参加者により入り込みやすい内容となっておりご好評をいただきました。

  


 午後1時から7時までのぶっ続けの実技トレーニングでお疲れの中、すぐにチェックインを済ませ、立食の全体懇親会にご参加いただきました。約1時間半程度でしたが、新たな縦と横のつながりの中、大変賑やかにご歓談と懇親をされていました。昨年と同じく、産婦人科先輩医師によって結成されたNST(Nissanfu Sound Team)の演奏が行われました。楽しい曲のもと、飛び入りでダンスをされつつ大盛り上がりでした。懇親会の後は、アドバンスコースプログラムを受講された方は、夜遅くまで指導者とともに熱心に語り合いながら実技をされていました。二次会会場で懇親を続けられる方は、全国から届けられた銘酒、名物とともに、先輩、後輩胸襟を開き、熱心に語り合う姿が見られました。また、忙しい合間を見計らって、美ヶ原温泉の名湯に入られ、汗を流された参加者も少なくなかったと思います。夜の総懇親会は、第8回が26時までであったものを1時間早めて25時までには散会とし、翌日プログラムに元気で参加できるようにそなえました。


 二日目の8月2日はほぼ時間通りに参加者皆が勢ぞろいし、恒例の早朝の集合写真を撮影することができました。第2日も今までにはない形で幅広い分野で実技を取り入れ、参加者に、より満足感をいただけるような形に工夫致しました。具体的には産科関連では、CTGの読み方、新生児救命および産科母体救命プログラム、分娩シミュレート(児頭の回旋、吸引分娩)、そして婦人科分野では「婦人科手術体験」として、腹腔鏡、ダヴィンチのシミュレーターと各種パワーデバイスの実機を用いた実習を、短時間ながら濃密に行っていただきました。 その後は若手医師企画として第一部は研修医と学生に別れて、第二部は女性と男性に別れて、若手目線を通じた参加者へのメッセージが発信されました。ほぼ同世代からの生の声と言うこともあって、きっと参加者の心の琴線に響いたと思います。

  

そういうことで、第9回目の産婦人科サマースクールも大勢の学生・研修医の皆さんと企画者にご参加いただき大成功に終わりました。今回参加された皆様が、将来、1人でも多く産婦人科医になっていただき、ご一緒に我が国の産婦人科医療を支えていただける日が来ることを楽しみにしております。


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