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第8回(2014年開催) in 美ヶ原
第8回日本産科婦人科学会サマースクール開催報告
梶山 広明 (若手育成委員会主務幹事 2014年サマースクール担当)

 今年で8回目の開催になりますが恒例の日本産科婦人科学会産婦人科サマースクールが長野県松本市で行われました。今回は会場が許す限りできるだけ多くの方々にご参加いただくつもりでしたが、会場の都合で最大定員が約350人に対して、全国から締め切り日までに400名を超す学生・初期研修医のみなさんにご応募いただきました。非常に不本意ながら約50名の5年生の学生さんをお断りしてせざるを得ませんでした。さらに7月中旬にJR中央本線を襲った集中豪雨で南木曾周辺の鉄道橋脚が流され、関西方面の方はアクセスにご面倒をおかけしました。今年のサマースクールの特徴は例年、1)学生と初期研修医が一緒であった実技プログラムを、レベルの相違を踏まえて分けたこと、2)2日目プログラムで全国から医局長レベルの先生にお越しいただき、参加者と対話の場を設けたこと、3)未来ビジョン委員会で新規作成された産婦人科新プロモーションサイトDVDの初披露を行ったことです。昨年同様、公募で選ばれた若手医師実行委員のサポートをいただき多大なる熱気とともにスタートしました。


 第一日目8月3日は婦人科腫瘍、婦人科内視鏡、産科超音波検査に関する実習をメインにプログラムが進行しました。婦人科腫瘍はPC上で自由に病理組織標本を観察できるバーチャルスライドシステムを利用したQ&A方式の診断実習、婦人科内視鏡実習は鉗子の基本的動作から縫合・結紮までのトレーニング、産科超音波では胎児計測や胎児異常の超音波実機での検出、3次元エコーでの胎児描出実習などを行いました。参加者の皆さんは産婦人科臨床現場の一端をバーチャルに体験していただけたことと思います。プログラム自体は昨年を踏襲した形ですが、やはり学生さんにはより入り込みやすい内容となっており好評をいただきました。

超音波実習


腹腔鏡と縫合の実習


病理診断実習のワンシーン


 午後1時から7時までぶっ続けで実技トレーニングをされて参加者もお疲れでしたが、すぐにチェックインの後は立食の全体懇親会です。約1時間半程度でしたが、大変賑やかにご歓談と懇親をされていました。すでに大分皆様のなじみにもなってきた日本産科婦人科学会有志により結成されたNST(Nissanfu Sound Team)による楽曲のもと、飛び入りでダンスをされつつ大盛り上がりでした。懇親会の後は、午前0時過ぎまでアドバンスコースプログラムを受講される方、二次会会場で懇親を続けられる方、名だたる温泉に入られる方などに分かれました。婦人科腫瘍では悪性腫瘍に関するロボット手術のシミュレーション、生殖・内視鏡分野では顕微授精の実体験や内視鏡実技、周産期分野では分娩トレーナーによる分娩介助実技、新生児・母体蘇生、超音波シミュレーションなどが活発に行われていました。夜遅くまで指導者と参加者がともに熱心に語り合いながら実技をされていました。 初日のアドバンスコース終了後の方も夜の総懇親会に合流され、先輩、後輩胸襟を開き語り合う姿が見られました。今回は全国から銘酒、名物がとどけられ松本にいながら日本全国を味わうことができ、皆大満足でした。

「懇親会での一風景」


 二日目はほぼ時間通りに参加者皆が勢ぞろいし、恒例の早朝の集合写真を撮影することができました。 未来ビジョン委員会で作成された産婦人科新プロモーションサイトの紹介を平松未来ビジョン委員会委員長にしていただいた後で、会場参加者の目を見張る形で実際に映像閲覧されていました。

ついで、参加者と目線が近い若手医師による特別企画です。産婦人科専門医取得後の若手医師たちの次のステップであるサブスペシャリティ領域の紹介や、その道のりについて語り合われました。第2部では参加者が男女別に分かれて、それぞれが抱える現状や悩みについてフランクなディスカッションが行われ、学生や初期研修医の純粋な疑問に応えるとともに、産婦人科医療に携わることの魅力が力強く述べられました。

2日目最後のプログラムとして今年初めて企画された「医局長と語ろう」が行われました。前半は地域に関係なく、後半は地域の大学別に小グループを組み、産婦人科医としての展望に関して、各地の医局長レベルの先生方と参加者が活発に討論する姿が見られました。

「医局長と語ろう」での一風景

 今回の産婦人科サマースクールも大勢の学生・研修医の皆さんと企画者に参加いただき大成功に終わりました。今回、参加された皆様が1人でも多く産婦人科医に将来なっていただき、ご一緒に我が国の産婦人科医療を担っていただける日が来ることを心より夢見ております。


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