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第7回(2013年開催) in 美ヶ原
第7回日本産科婦人科学会サマースクール開催報告
金内優典 (若手育成委員会前主務幹事 2013年サマースクール担当)

 恒例の日本産科婦人科学会産婦人科サマースクールが長野県松本市に還ってきました。今回は会場が許す限りできるだけ多くの方々にご参加いただきたいとの方針で臨みました。全国津々浦々から最終的に360名もの学生・初期研修医のみなさんにご参加いただき、会場は例年にない熱気に包まれました。
 第一日目8月3日は婦人科腫瘍、婦人科内視鏡、産科超音波検査に関する実習をメインにプログラムが進行しました。婦人科腫瘍はPC上で自由に病理組織標本を観察できるバーチャルスライドシステムを利用したQ&A方式の診断実習、婦人科内視鏡実習は鉗子の基本的動作から縫合・結紮までのトレーニング、産科超音波では胎児計測や胎児異常の超音波実機での検出、3次元エコーでの胎児描出実習などを行いました。参加者の皆さんは産婦人科臨床現場の一端をバーチャルに体験していただけたことと思います。

超音波実習


腹腔鏡実習


 懇親会は日本産科婦人科学会有志により結成されたNST(Nissanfu Sound Team)による楽曲のもと、大盛り上がりでおこなわれました。懇親会の後、息つく暇もなくアドバンスコースプログラムの開始です。婦人科腫瘍では悪性腫瘍に関する婦人科内視鏡手術、そして次世代ロボット手術の講演が行われました。昨年のサマースクールではロボット手術練習シミュレーターmimicが用意されましたが、今回はロボット実機(Da Vinci Surgical System)が登場しました。人数の関係上、予約制の実習とはなりましたが多くの方々が楽しそうに操作していました。ある意味ゲーム感覚操作のこの新しい手術操作に瞬く間になじんで高得点を連発していく、参加者の現代っ子らしい姿には感動すら覚えました。そのほかにも顕微授精の実体験、内視鏡実技、分娩トレーナーによる分娩介助実技などに多くの方々が参加され、指導者ともども汗だくで臨んでおられる姿は頼もしいものでした。
初日の全プログラム終了後は夜の総懇親会で先輩、後輩胸襟を開き語り合う姿が見られました。今回は全国から銘酒、名物がとどけられ松本にいながら日本全国を味わうことができ、皆大満足でした。
 二日目はほぼ時間通りに参加者皆が勢ぞろいし、恒例の早朝の集合写真を撮影することができました。プログラムでは画像診断、婦人科病理、婦人科内視鏡に関する講演ののち、若手医師主催による参加者に向けたメッセージを込めたシンポジウムが行われました。第1部「産婦人科のサブスペシャリティ、私はこうしてはたらいています~それぞれの現在と未来~」では産婦人科専門医取得後の若手医師たちの次のステップであるサブスペシャリティ領域の紹介や、その道のりについて語り合われました。第2部では参加者が男女別に分かれて、それぞれが抱える現状や悩みについてフランクなディスカッションが行われ、学生や初期研修医の純粋な疑問に応えるとともに、産婦人科医療に携わることの魅力が力強く述べられました。
 今回の産婦人科サマースクールは過去最大の参加者数となり大成功に終わりました。これからも、所属施設の枠を超えて全国の若手~ベテラン産婦人科医師と語りあえるこの企画に、多くの学生、初期研修医の皆さんが参加してくださり、そして将来は一緒に我が国の産婦人科医療を担っていただける日が来ることを心より願っております。来年また、松本でお会いしましょう!


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