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第5回(2011年開催) in 美ヶ原
第5回サマースクール報告
永瀬 智 (教育委員会主務幹事)

 今年も日本産科婦人科学会主催のサマースクールが8月6-7日に長野県松本市のホテル翔峰で行われました。初期・後期研修医235名、医学部生74名の計309名の参加者が放つ熱気の中、齋藤滋教授(若手育成委員会委員長)による挨拶、オリエンテーションで幕が開きました。オリエンテーションではサマースクール参加の良い点として、①実技体験・講演を通じて「産婦人科の魅力」を知ることができる、②若手産婦人科医の本音が聞ける、③全国各地の仲間との横のつながりができる、④おいしい食事と酒、温泉を楽しむことができる、といった点を挙げていましたが、これは講師・実技指導者として参加した我々にとってもいえます。このサマースクールの特徴の一つとして、学生・初期研修医の参加者のみならす、指導者・講師陣も楽しむことができるという点が挙げられます。

 オリエンテーションに続いて、「東日本大震災に産婦人科医はどのように対応したか」というタイトルの特別企画があり、被災地での産婦人科医療、日本産婦人科学会からの診療応援体制などについての報告がありました。


 引き続き例年と同様に婦人科内視鏡、婦人科腫瘍病理診断、産科超音波検査法に関する講演の後に、3つのグループにわかれてそれぞれの実習が行われました。内視鏡の実習では、バーチャルシステムで実際の内視鏡手術を体験できる
機器もあり、医学部生、初期研修医が真剣な顔で取り組んでいました。超音波実習では、幹事や委員の先生方が、ボランティアとして被験者となっていた姿が印象的でした。婦人科腫瘍病理診断ではわかりやすい説明のあとに症例が出題され、それを各グループが正解を考えるという方式でしたが、参加者がきちんと病理診断を導き出しているのには驚かされました。

 3分野の講義・実習の後は盛大な懇親会が行われました。今年、日本産科婦人科学会員による楽団(NST)が結成され、その演奏が披露されました。著名な先生方が演奏に歌にと大活躍しており、参加者は産婦人科の奥深さを実感したことと思われます。

 各地から集まった参加者がおいしい料理と音楽を楽しんだ後、アドバンスコースが夜遅くまで行われました。ホテルの入り口に設置された分娩シュミレーターのコーナーでは何人(?)もの赤ちゃんが誕生しているかと思えば、別の部屋では顕微授精実習が行われ、参加者は卵子の神秘に魅了されていました。


 内視鏡手術や病理診断ではその道の達人の手技・知識を目の当たりにし、これぞサマースクールといった風景が各所で繰り広げられていました。もちろん、各地からの酒を囲んで朝まで語り明かしていたことはいうまでもありません。

 2日目の朝に全体写真を撮影したあとに、若手医師による企画や講演がありました。「本音で語ろう産婦人科2011」では学生や初期研修医が持つ産婦人科に関 する率直な疑問について、若手医師企画のメンバーが丁寧に答えていました。産婦人科を進路に考えている研修医の皆さまにはきっと心強いアドバイスがもらえたのではないかと思います。後半は、男性と女性に分かれて「産婦人科女子の部屋」「男が産婦人科になって委員会2011」が企画され産婦人科の魅力などについて自由に討論する場が提供されました。

 今年も盛況のうちに終了した産科婦人科学会サマースクールですが、来年は岩手県盛岡市のホテルメトロポリタン盛岡で行うことになりました。これまで以上の企画を考えていますので、ぜひ参加してください。


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