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Reason for your choice
第4回(2010年開催) in 美ヶ原
熱くほとばしる若いエネルギー
上妻 友隆(久留米大学病院総合周産期母子医療センター)

 若さと情熱みなぎる学生および研修医のみなさん、こんにちは。久留米大学病院総合周産期母子医療センターに勤める上妻友隆と申します。今年で産婦人科医として10年目になります。今回の第4回産婦人科サマースクール2010に、私はサマースクール若手医師委員のメンバーおよび経腹胎児超音波断層法の実技指導担当として参加させていただきました。サマースクール初日から、かなりのハードスケジュールにもかかわらず、若い参加者はみんな目をギラギラさせながらサマースクールに臨んでいたのが印象的でした。まずは講義。内視鏡セミナー、病理診断セミナー、画像診断セミナー、超音波セミナーと、立て続けに4分野にわたる密度の高い講義で、正直、私が大変勉強になるレベルでした。このレベルの高さにも関わらず、参加者の集中力のすごいこと!みんなが必死に食らいついていたのを覚えています。続いて実技指導。特に人気の高い婦人科内視鏡実技をはじめ、病理実技、産科超音波実技と、グループでめまぐるしく移動していきます。ここでしか体験できない実技を、一所懸命、そして楽しそうにやりこなしていく参加者の姿に、わたしも必死で指導させていただきました。短時間にも関わらず、疑問点等を積極的に質問してくる熱心な参加者も多くいました。立食形式の楽しい夕食を終えると、アドバンスコースで再び経腹胎児超音波断層法の指導へ。宴会場での自由討論も盛り上がっているようでしたが、アルコールもそこそこに、アドバンスコースで実技を繰り返す参加者も多く、なかなか好評でした。特に、分娩シミュレーターは大人気だったなあ!2日目の朝…、前日の疲れも残る中、バタバタと集合写真を撮り終え、若手医師企画へ。第一部は「産婦人科医と訴訟」です。私は、この企画の司会を担当しました。昨年の参加者アンケートで、産婦人科に関連する医療訴訟の状況について教えてもらいたいという多くの声をいただいたため、この企画を実施しました。大変シビアな内容でしたが、現状と対策について述べさせていただきました。少しでも訴訟に対する不安の軽減になってくれればと思っています。第二部は男性参加者と女性参加者に、あえて分かれてもらいました。男性参加者に対しては「もう、産婦人科は男性医師の出る幕ではないんじゃないか?」といった悩みを払拭する企画で、女性参加者に対しては「結婚・妊娠・出産・育児を乗り越えて、女性産婦人科医師としてやっていけるの?」といった疑問に答える企画です。特に女性企画ではSkypeを使用して、2人の子供を持ちながら、産婦人科医師として活躍している女医さんとLIVE中継を行うという、斬新な企画でした。産婦人科医を志す女性には大変ためになる内容であったと思います。第三部は、小グループに分かれての質問タイム。臨床研修を行う施設に関することや、収入面の問題など、かなり具体的な内容についての質問が多くありました。今年から初めて導入することになった若手医師企画でしたが、参加者の期待に応えられたのではないかと、自負しています。
 スタッフ・参加者あわせて総勢407名という、過去最大のサマースクールだったのですが、大盛況の中で終えることができました。私も、若いエネルギーに直接触れることができ、日々の診療にも身が入っています。今後、産婦人科医師が増えてくれることで、女性が安心して妊娠・出産・治療を受けられる日本を、共に築きあげていきたいですね。


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