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Reason for your choice
理事長から医学生・研修医のみなさまへのメッセージ
2015年10月1日 藤井 知行 (公益社団法人日本産科婦人科学会 理事長)

理事長 近影
 皆さん、こんにちは。2015年6月20日付で理事長に就任しました藤井知行です。どうぞよろしくお願い申し上げます。
日本産科婦人科学会の目的は、「産科学及び婦人科学の進歩・発展を図り、もって人類・社会の福祉に貢献すること」です。私たちはこれまで、女性と生まれてくる子供たちの幸せのために、多くの事業を展開してきました、その上で、今後さらに取り組むべき課題として、1.女性の健康増進と少子化対策に積極的に貢献すること、2.産婦人科新人医師の減少に歯止めをかけ、地域間格差を減少させ、産婦人科医療の未来像を示すこと、3.国際化を推進し、世界の国々から産婦人科のリーダーと認められることを挙げたいと思います。まず第1の課題ですが、女性が多方面で活躍するためにはどのような健康支援が必要なのか、その中で、妊娠し、出産することの障害になっていることは何なのかを明らかにし、社会に対策を提言していきたいと考えています。また、一度も健診を受けずに危険な出産をする女性がいます。望まない出産の結果として、生まれた子供が虐待を受けるケースもあります。こうした人々に目を向け、お母さんと生まれた子供たちが幸せな人生を送れるよう支援するシステムを作っていきたいと思っています。第2の課題ですが、新たに産婦人科医師になる若い医師の減少が止まりません。私はこの問題の解決には、若い医師の知恵を借りる必要があると思っています。医学生や初期研修医の皆さんが、どのような基準で診療科を選択するのか、何を希望しているのかを一番よく知っているのは、同世代の若い産婦人科医師です。また、学会の発展に、若い産婦人科医師の斬新な発想が不可欠だとも考えています。若い世代の積極的な学会活動を促していきたいと思っています。産婦人科医配置の地域間格差もなかなか解消されません。私たちは、グランドデザイン2015を公表して、地域の実情に合わせ、問題を解決していくことにしました。社会の理解を得ながら、地域産婦人科医療システムの改革を目指していきます。第3の課題ですが、日本の産婦人科は、間違いなく世界のトップレベルにあります。しかし残念ながら、世界で必ずしもそれを認知されていません。私たちはこれまで、英文論文を書くことはもちろん、国際学会でも多数発表してきました。ただ、振り返ってみると、参加してきたのは欧米の学会だけで、アジアなどの開発途上国の学会にはあまり参加してこなかったように思います。これからは、こうした国々を支援するという立場に立ち、特に次代を背負う若い先生方が積極的に教育講演に行くことにより、日本の高い学問、医療レベルを認知してもらえるようにしたいと考えています。また、日本産科婦人科学会学術講演会には多くの海外研究者が参加しています。彼らに日本の医療、研究レベルの高さを知らせる良い機会と思いますので、学会の国際化をさらに推進したいと考えています。
 皆さんの協力、支援を頂きながら、産婦人科の未来を切り開いていきたいと思っています。

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