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若手医師育成プログラム
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日米若手医師交換プログラム参加体験記

2013年9月26日
ACOG派遣若手医師6名
ACOG(米国産科婦人科学会)

 2013年5月4日から8日、ニューオーリンズの Ernest N. Morial Convention Centerにて第61回ACOG Annual Clinical Meetingが開催され、日本産科婦人科学会の若手医師6名が派遣されました。ACOGとの若手医師交換プログラムは年々充実してきています。本会の若手医師6名はどんな体験をしてきたのでしょうか。またACOGの若手医師との交流で何を感じたのでしょうか。生の声をお届けします。


President’s Party

<Annual Clinical Meeting>

 本番開会前のpre-congress programから参加し、早朝のモーニングセミナーから、午前・午後のセッションまで、英語漬けの日々を送りました。各セッションでは活発な質疑応答が行われており、日頃臨床現場で抱いた疑問を専門家に問うものが多かったように思います。最も必死だったのは8名ほどの少人数でディスカッションするランチミーティングで、会話の速さに付いて行くのが大変で、しかしどうにか議論に参加することが出来ました。(名古屋大学:諸井博明)
 オープニングセレモニーはオリンピックみたいでとても印象的だったのですが、功績のある人を表彰するという意識が日本とは比べものにならないほど高いということにひたすら圧倒されてしまいました(北海道大学:小山貴弘)。


Opening Ceremony

 日米間の医療体制の差異、海外の若手産婦人科医師の向上心の高さに驚かされるとともに、医療に関わる感情論やリーダーシップ教育に重点が置かれていることに深く感銘を受けました。症例提示を行うJunior Fellowsのプレゼンテーション能力の高さと、教授陣に対しても怯まない堂々とした受け答えには驚愕させられました。(藤田保健衛生大学:鳥居裕)。



<現地医療施設Ochsner Medical Center見学>

 現地の若手産婦人科医の方々に丁寧かつ親切に病院内の案内ならびに米国医療の骨組みを説明していただき、米国の医療現場を肌で感じることができました。日本医療の実態についても彼らと話し合うことで、日米産婦人科医療の連携と今後の交流をより一層深めていくことが可能であると切に感じられ、それらを担っていくことは我々が成すべき最も重要な役割の一つであると思います(鳥居裕)。
 限られた数の産婦人科医師でも充実した医療体制を提供するひとつのモデルとして今日日本でも叫ばれている集約化の実態に触れ、そして実際に働く医師の貴重な話を聞くことができました(京都大学:谷洋彦)。


Ochsner Medical Center見学風景



<ACOG若手医師との交流>

 最初のイベントは、米国はもとより他国からきた若手医師とのwelcome dinnerでした。来場していた若手医師のほとんどは女性であったため、自然と女性医師を取り巻く問題、結婚・育児と仕事の両立等の話となりました。米国でも日本と同様であるとのことで、両親をはじめ家族の支えがあればこそfull timeで働けているというものでした。その他いろいろな制度があるようですが、要は『社会のために産婦人科医療をやる』という情熱を強く感じました。(久留米大学:福井章正)
 Junior Fellow College Advisory Council (JFCAC)による企画にも参加できましたが、彼らにはすでにその親組織であるACOGとの連携の中で、次世代のリーダーを目指す強い意識があり、努力によって誰にでもチャンスがあると言っていました。日々の診療・研究で手一杯になってしまう自分の状況を省みて、次世代を考え行動している同世代の医師の存在に目が覚める思いでした(杏林大学:松島実穂)。
 アメリカの若手医師とも話をする機会が得られました。ACOGでは全米の若手産婦人科医を統括する議長がおり、ACMでも若手の独自企画があり、こういった活動の中で将来のリーダーを育てていく気風を垣間見た気がします(諸井博明)。



<本会若手医師同士のきずな>

 バーボンストリートで真夜中まで共に過ごした最終日は忘れられない思い出です。また、同行したJSOGのメンバーとは、引き続き札幌で行われた日本産科婦人科学会学術集会までの10日間という長い時間を共に過ごしたことで非常に強い絆が生まれ、素晴らしい仲間を得ることができました。(松島実穂)。
 今回、我々6人がなにかしら日常の臨床、研究では得られないかけがえのない経験をしたと思います。他のメンバーも目指す道はそれぞれが違いますが、さらなる決意を夜のbourbon streetで固めたと思います(福井章正)。


派遣医師全員での記念撮影



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