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若手医師育成プログラム
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第1回産婦人科スプリングフォーラムの開催の報告

2011年10月19日
藤原浩(日本産科婦人科学会教育委員会 前主務幹事)

 本年3月5日と6日に京都御所西の清所門の正面に位置する京都平安ホテルにおいて産婦人科の若手医師のための泊り込みの研修会が開催されました。この研修会は産婦人科の専門医資格を取得した後でサブスペシャリティーを目指している段階の若手医師を対象に企画されたもので、当日は日本産科婦人科学会の将来を背負って立つことが期待される男女約70名の若き仲間が、北は北海道から南は沖縄に及ぶ全国各地から集まり京都の地で一堂に会しました。

 これまでも日本産科婦人科学会は若手医師の意見に耳を傾ける目的で毎年の学術集会において若手医師が主体となって企画するシンポジウムを開催してきました。その第2回にあたる昨年4月のシンポジウムでは、企画を担当した若手医師たちより「若い世代の横のつながりを深める」機会をこれまで以上に提供してほしいという要望が日本産科婦人科学会執行部(吉村泰典前理事長)になされました。

 このような若手医師たちの強い希望に日本産科婦人科学会が答える形で第1回の産婦人科スプリングフォーラムが実現したわけです。この研修は「大学間を超えた若手医師同士の横のつながりを深めることができる場を提供する」ことを目的として、まず第1回は日本産科婦人科学会の教育委員会(小西委員長、現日本産科婦人科学会理事長)が主導して計画されました。

 実際の研修ではまず若手医師が小グループ(7名前後)に別れてディスカッションするワークショップのセッションが行われました。今回は「産婦人科医療の個人診療レベルの維持と向上―哲学と技術の伝承をどう考える―」というテーマで信州大学教授金井 誠先生の指導のもとにK-J法と2次元展開法を用いて主体的な活発な議論を行って学会に対する新たな提言をしてもらうことを目指しました。誰も手を抜くことのできないハードなセッションでしたが、全員が真剣かつ楽しく参加して当初の設定目標に到達できたようです。





 次の企画は「子宮内膜症に挑戦する」をテーマに学会の学術的な指導的立場で世界的に活躍している先生(慶應大学丸山哲夫先生、東京大学大須賀 穣先生、京都府立医大北脇 城先生、順天堂大学北出 真理先生、京都大学万代 昌紀先生)に子宮内膜症の病因、病態、治療法などに関する基礎研究、臨床研究、治療についての最戦前の話題を、それぞれの生の体験談やここだけしか聞けないエピソードを交えながら、シンポジウム形式で発表していただきました。ここでも研究に対するモチーフや真実を探求する意義や姿勢が若手医師間で大いなる議論となり、その熱気はそのまま次の懇親会へと受け継がれました。

 懇親会は番外編でしたが、究極の親睦の場として大いに盛り上がりました。この懇親会では日本産科婦人科学会員を中心に新しく結成されたNST(日本産科婦人科学会サウンドチーム)管弦楽団がサプライズとして登場しました。


 宇宙戦艦ヤマト、トランペット吹きの休日、情熱大陸メインテーマなどが演奏され、途中ではNST管弦楽団の伴奏で講演者や若手医師の独唱による熱唱も披露されました。懇親会は2次会も含めて深夜近くまで続き、お互いの親睦を深めるまたとない機会となりました。


 翌日はもう一つの企画として「私はこうして歩んできた」をテーマに金尾祐之先生(倉敷成人病センター)と宮城悦子先生(横浜市立大学)に講演をしていただきました。またワークショップの続きとして2次元展開法のディスカッションが同じ小グループに別れて徹底的にされました。これらの各グループの最終成果はそれぞれ工夫を凝らして発表されましたが、若手医師間でも忌憚ない議論の応酬があり、懇親会以上の熱気のもとに全スケジュールが終了しました。

 最後に参加者全員で集合写真をとって解散しましたが、参加者によるアンケートはすこぶる好評で、ほぼ全員から是非来年以降もこの企画を後輩のために続けてほしいとの意見がなされました。これを受けて来年の3月に第2回のスプリングフォーラムを開催することに正式に決定しております。



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