日本産科婦人科学会
JAPANESEENGLISH
JSOG HOME
学術講演会 刊行物 専門医申請関連
会員専用 login
Home > Reason for your choice > 若手医師育成プログラム
Reason for your choice
若手医師育成プログラム
第5回International Seminar for Junior Fellows
そだて若き指導医たち
2009年8月3日 河野光一郎(久留米大学産婦人科助教)

 第61回日本産科婦人科学会学術講演会において、第5回International Seminar for Junior Fellows (ISJF)が行われました。このセミナーは国内外の若手産婦人科医(専門医取得前後)がそれぞれの国の情報交換を行う目的で企画されたもので、今回は国内参加者の割合を減らしたため、海外(アメリカ、カナダ、韓国、台湾、フィリピン)から25名、国内から32名の計57名が参加しました。ISJFの形式は前回と同様に、小グループに分かれてのグループ討論を中心に行い、最後に全員集合して各グループの討論内容を発表することにしました。このセミナーで最も重要な役割を果たしたのがグループリーダーでした。グループリーダーは、前年度に日本産科婦人科学会から海外の学会に派遣された若手医師から選出しました。彼らのモチベーションは非常に高く、企画内容に対する意見も多く持っていたため、グループ内で行うことはリーダーに一任して、担当校はそのサポートを行う方針としました。リーダーの負担が非常に大きくなるため不安もありましたが、どのグループも準備をしっかりと進め、当日のディスカッションも非常に盛り上がっていました。では、ISJFの中心的役割をしたグループリーダーのうち、数人の感想を紹介いたします。

【グループD 鶴賀哲史 先生】

 われわれのグループでは、医療経済の国際比較をテーマに討論しました。保険制度のシステム、医療サービスについての評価が国によって異なることがわかりました。 日本では入院期間が他の国と比較して長く、入院期間の短縮は医療費削減が課題となっている日本が取り組むべき問題であると実感しました。今回のテーマはあまり学術的なものではありませんでしたが身近な事柄だったので、関心を持って議論することができました。国際的な違いを認識することで、日々の臨床を別の観点から考えるいい機会になりました。

  

【Group F 土肥聡 先生】

 グループリーダーとして当日まで準備に追われていました。確かに準備は大変でしたが、メールを介してグループ内の考えを事前にまとめISJF当日に顔を合わせると、初めて会った感じがせずディスカッションも加熱しました。かつ、このために英語も自主勉強して挑んだこともあり、英語力も多少は上達したのではと僅かですが実感できました。このような機会を若手医師に提供する場は他の学会にはみられないものであり、今後の医師生活の上で欠かすことができない“横のつながり”を国内だけでなく海外にも広げることが出来ることは非常に素晴しいことだと思います。今後ともぜひISJFを続けていただくようお願いします。

【Group G 小林佑介 先生】

 多忙な日常業務のなかで時間を割き、メールを中心のやりとりでディスカッションするテーマの検討には難渋しました。当日はアットホームにディスカッションすることができ、非常に有意義な時間を共有できました。ISJF終了後のbanquetでは、既にディスカッションを通して意気投合していたので話しが盛り上がりました。banquet終了後は他のグループメンバーも含め石塀小路のバーで飲み、親交を深めることができ、本当に楽しい時間を過ごすことが出来ました。後日、海外組からはISJFにおいて有意義で楽しい時間を過ごせたとの感謝のメールもいただき、グループリーダーとしての役割を果たせたことに安堵いたしました。

     

【Group H 西山幸江 先生】

 この会で一番配慮した事は、ディスカッションのスムーズな進行であり、その為に参加される先生方とコンタクトを取る事に最も時間を費やしました。海外から参加された一部の先生方とはコンタクトを取るのも難しく、参加の是非すら分からないような状況に困惑した事もありました。本番で会はスムーズに進行し、ホットなディスカッションもあって充実した一時を過ごせました。このセミナーはグループ討論という通常の学会では味わえない雰囲気を体験できる事に加え、他大学の年代の近い先生方と知り合うができる事が大きなメリットであると考えます。多少の改善点の必要性もあるかとは思いますが、今後も継続的に開催されるべきものであると考えます。



このページのトップへ

サイトマップこのサイトについて
© 公益社団法人 日本産科婦人科学会