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若手医師育成プログラム
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第3回 International Seminar for Junior Fellows
国の壁を越えていく若手医師たち
2008年1月7日 出口雅士(神戸大学助教)
 International Seminar for Junior Fellows は2005年に京都で行われた第57回学術講演会から始められ、今回が3回目というまだ新しいプログラムです。日本産科婦人科学会では2005年から「産婦人科医育成奨学基金による海外研修派遣」によるACOG(American College of Obstetricians and Gynecologists)・SOGC(Society of Obstetricians and Gynecologists of Canada)との若手産婦人科医の交換プログラムを始めており、日本から米国・カナダの学会に若手産婦人科医を派遣するのと交換に、海外から若手産婦人科医を招いています。海外から招いた若手産婦人科医と国内の若手産婦人科医の間で交流を図ってもらおうと企画されたのがこのInternational Seminar for Junior Fellowsの始まりです。今回は初の試みとして2005年の海外派遣者が中心となりJunior Fellow Committeeを立ち上げ、海外で受けた歓待をお返しすべくプログラムを練りました。

 今年は米国・カナダ・ドイツ・フィリピン・台湾・韓国から計27名、国内から自薦・他薦により55名の若手産婦人科医の参加を得て、学会前日の金曜日の午後に京都国際会議場でInternational Seminar for Junior Fellowsを開催しました。参加者を9つのグループに分け、各グループにコミッティーのメンバーとチューターが加わり、約11人のグループでのround-table conferenceとしました。まず自己紹介を行っていただいた後、こちらから呈示した3つのトピック「切迫早産の管理」「経口避妊薬の使用について」「産婦人科医の将来」について議論して頂きました。実際には1ヶ月前から各グループのメーリングリストを作成し、メーリングリストの中での議論で各テーマにつき3人の発表者を決め、当日 グループ内でプレゼンテーションを行って議論を進めていただきました。メーリングリストの議論の中で独自のテーマを選択した班もあるなど、各班で議論が大きく盛り上がり、予定していた時間は瞬く間に過ぎてしまいました。

 その後、実際の症例を呈示して切迫早産の管理・治療についてのinteractive session、産婦人科の雑学についてのクイズを各グループ対抗で行いました。切迫早産の管理法は各国で大きく異なるため短時間ではグループ内の意見がまとまらず、「全て正解」とするグループが出てくる始末で、会場全体が笑いに包まれ大いに盛り上がりました。
 セミナーの後は隣接するホテルの宴会場に場所を移して食事とカラオケを用意しての懇親会を行いました。海外からの参加者も各国1回ずつはカラオケに参加し、楽しい時間を皆で共有しました。

  今回のInternational Seminar for Junior Fellowsはこうして終わったのですが、このセミナーは海外からの若手産婦人科医との交流だけでなく、国内の若手産婦人科医同士の交流を深める非常に良い機会でもあると思います。日常臨床で忙しい中で色々な考え方を持った色々な地方の若手産婦人科医同士がゆっくりと議論し親交を深める機会はなかなかなく、このセミナーに参加した全ての若手産婦人科医が海外・国内の若手産婦人科医とまた新たな親交を深める機会になったものと信じています。

 これから数年後、是非皆様方にもこのセミナーに参加して楽しい時間を過ごして頂ければと思います。
海外と若手医師との交流
海外と若手医師との交流

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