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学生・研修医が参加できるイベント
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第68回日本産科婦人科学会学術講演会報告
2016年4月21~24日 西 洋孝(東京医科大学)

 第68回日本産科婦人科学会学術講演会が開催されました。今回は、直前に発生した熊本地震で多大な被害が発生し、多くの会員が現地で懸命に復興へ向け尽力されている中での学術集会となりました。
 「次世代への継承とStandardization」をテーマといたしましたが、学術集会は技術や知識の継承とその均てん化にもっともふさわしい場の一つであります。先人たちに学び、そして未来につなげていく、そんな思いを込め、井坂惠一学術集会長のもとプログラムの準備を進めて参りました。


〈井坂惠一学術集会長〉

 学術講演会の国際化に向けてInternational Sessionの充実が図られ、AOFOGとのコラボによるAsian Sessionも企画され、例年の3倍以上の英語演題が集まりました。International Workshop for Junior Fellowsでは、本会と交換プログラムを有する各国(米国、台湾、韓国)産婦人科団体の若手医師と本邦の若手医師とが、「帝王切開の適応と術式」「肉腫の診断」「産婦人科における当直体制」について、各国の現状や問題点をディスカッションし好評を博しました。
 会長特別企画「Stump the Professors〜教授陣と知恵くらべ〜」は、若手産婦人科医が症例提示を行い、4名の教授の先生方に診断名を当ててもらう新たな試みでしたが、大変に難しい症例ばかりで、教授が白旗を揚げて降参する場面も見られ、会場も巻き込みながら大いに盛り上がりました。「医学生フォーラム」では、産婦人科をとりまく三つの問題「女性の社会進出とライフスタイルの多様化」「これからの産婦人科教育」「産婦人科医療施設の集約化」について、全国から集まった医学生がグループディスカッションとその結果発表を行い、例年通りの高評価を得ております。


〈グループディスカッション〉

 一般演題として日本語の口演やポスター発表も行われましたが、前回に引き続き、ポスター発表は座長進行による発表形式ではなく自由討論形式でした。十分な時間をかけての討論が可能であり、活発な議論がなされたと思っております。


〈自由討論で行われたポスター発表〉

 反省すべき点もございました。新しい専門医制度に向けて、日本専門医機構の定める講習会を用意しましたが、単位取得のために多くの聴衆が参集し長い列ができ、同時間帯の別のプログラムで閑古鳥が鳴く状態も見られました。


〈講演を聴講する参加者〉

 アンケートの回答結果でも、多くの建設的なご意見をいただき反響の大きさを感じております。会期中には過去最高の9464名もの方にご参加をいただきましたが、評価者および演者の皆さまのご協力をもちまして、大過なくプログラムを終えることができました。東京医科大学創立100周年の記念すべき年に、伝統ある本会学術講演会を開催することができ感慨深いものがございます。
 第69回学術講演会では、今回の反省点を含め皆さまからの貴重なご意見をもとに、よりブラッシュアップされたプログラムの準備が進められていることと思われます。

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