HUMAN +女と男のディクショナリー
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妊娠を楽しく安全に過ごすためには、自分自身と胎たいじ児の両者について常に考えておくことが大事です。日常生活の中で、妊娠中にやってはいけないこと、注意すべきことには以下のようなものがあります(喫煙の悪影響については、右の記事を参考にしてください)。◎ 妊娠中にやってはいけないこと・気をつけたいこと飲酒 : 流産や死産が増えます。妊娠初期の飲酒は奇きけい形を生じることがあります。胎児発育不全や中ちゅうすう枢神しんけい経障害を生じることも。少量でも胎児に影響をおよぼす可能性があるので、妊娠中は禁酒が必要です。違法薬物 : コカイン、マリファナ、アンフェタミンなど。胎児発育不全、早そうざん産、母児の合がっぺいしょう併症増加などの危険があります。使用してはいけません。その他の薬剤 : 妊婦や胎児に影響をおよぼす薬剤があります。薬剤の使用について自己判断せず、かかりつけ医に相談してください。逆に日頃から治療のために服用している薬剤を勝手に中止すると、疾しっかん患が悪化することがあります。妊娠している場合や、妊娠しようとしている場合は、必ずかかりつけ医に相談しましょう。妊娠中の感染症 : 妊娠中にある種の感染症にかかると、妊娠や胎児に影響をおよぼすことがあります。たとえばトキソプラズマでは、母子感染で先天性トキソプラズマ症をきたす可能性が。ネコの排はいせつぶつ泄物処理や土いじりには手袋を着用、肉は加熱する、生野菜は十分に洗浄するなどの予防対策が必要です。リステリアは赤ちゃんに髄ずいまくえん膜炎や肺炎を発症させることがあります。生もの、生野菜に気をつけましょう。サイトメガロウイルスは尿やよだれから感染することがあるので、上の子がいる場合や、子どもが多い環境で仕事をしている人は、特に気をつけましょう。エクササイズ : 適正であれば健康増進につながります。妊娠前から慣れている妊婦さんは、適度であれば継続していいでしょう。今から始めようという人は、慎重に検討しましょう。不安であれば、まずかかりつけ医に相談してください。妊娠・出産は人生において大きな転機であり、心配ごとが増えるかもしれません。神経質になりがちですが、正確な知識を持って行動し、妊娠生活を楽しんでください。8814Doctor妊娠中にやってはいけないこと長崎大学大学院医歯薬学総合研究科産婦人科学 増崎英明第四章 〜妊娠・出産〜

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