HUMAN +女と男のディクショナリー
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妊婦健診は、妊婦さんや赤ちゃんの健康状態を定期的に確認するために行います。また、医師や助産師に妊娠・出産・育児に関するさまざまな相談をし、妊娠期間中不安なく過ごすためにも大切な機会です。病気があるかどうかを調べるだけではなく、妊娠期間中心身ともに健康に過ごし、無事に出産を迎えるためには、日常生活・環境・栄養などに気を配る必要があります。より健やかなマタニティライフを過ごすために、妊婦健診を活用しましょう。健診費用は、自治体ごとに助成制度があります。分ぶんべん娩予定日が決まりましたら、お住まいの市町村に妊娠届を提出し、母子手帳をもらいましょう(75ページ参照)。◎ 安全なお産のために定期的な妊婦健診をおなかの赤ちゃんの成長や、妊婦さんの変化を定期的に確認していくためには、妊娠11週までに3回程度、妊娠12~23週頃までは4週間に1回、妊娠24~35週頃までは2週間に1回、妊娠36週以降は1週間に1回の受診がすすめられています。もともと健康な人であっても、妊娠高血圧症候群、妊娠糖尿病など妊娠独特な病気が発症することがありますし、流産や早産などが急におこることもあります。病状が進行してからでは妊娠継続が難しくなることもありますので、安全なお産と赤ちゃんの健康のためには、早期に発見して適切な治療や保健指導を受けることが重要です。近年晩婚化が進み、高齢妊娠・出産が多くなりました。高齢妊婦では胎盤の異常や高血圧や糖尿病などの病気をおこしやすくなることがあります。体力や健康に自信があったとしても過信せず、定期的な健診を受けましょう。◎ 妊婦健診を受けない場合のリスク妊婦健診を受けず、陣じんつう痛が始まってから救急車で病院に運ばれる妊婦さんが、残念ながらいらっしゃいます。医療機関はこれまでの妊娠経過がわかりませんので、注意しなければいけない病気があるのか、赤ちゃんが順調に育っているのかわからない状況となります。分ぶんべん娩に際して小児科医のケアが必要なケースもありますので、このような妊婦さんを受け入れられる病院は限られてしまいます。妊婦さんや赤ちゃんにとって、非常に危険な出産になりますので、妊婦健診は必ず定期的に受けることが大切です。妊娠・出産・育児について、わからないことや心配なことがあって当然です。妊婦健診を利用して、なんでも相談しましょう。積極的に健康管理に取り組むことが、お母さんと赤ちゃんの安全と安心のためには欠かせません。定期的に受診して、出産に向けて準備していきましょう。763Doctor妊婦健診は受けないといけないの?順天堂大学産婦人科 依藤崇志・竹田 省第四章 〜妊娠・出産〜

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