HUMAN +女と男のディクショナリー
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27こんなに次々妊娠しては、女性は困ってしまいます。だから人間は避ひにんほう妊法を大昔から考え、現代の医学ではいろんな安全な方法が実用化されているのです。セックスをする、そこまでは男女が平等だと思います。でも、その結果、妊娠してからだに負担がかかるのは、絶対に女性です。女性は常にそのことは意識して、自分のからだを守らないといけません。その具体的な方法については、28ページで説明しています。エッチなDVD・ネット・本(エッチ媒体)でのセックスセックスは本来2人で行う、とてもプライベートな行こうい為です。でも、他人のセックスの様子をみてみたい、という願望は昔からあるようで、日本では江戸時代の「春しゅんが画」というものが有名です。現在流通しているエッチ媒ばいたい体の問題点は、いくつもあります。まず、そこにでている女性も男性も「お金のため」に演えんぎ技をしています。あくまで「演技」でほかの人にお金を払ってもらうためのセックスです。君たちがお金をもらわずにクラスで劇をやって、「すごく」なくても誰も文句を言いませんが、お金をもらってセックスをするからには「すごく」ないと売れません。当然やっているセックスは「普通はしない」「普通はありえない」ことをみせるのです。だから「自分たちでやってみよう」なんて思っても、それは無理なのです。もうひとつ問題なことは、腟ちつがいしゃせい外射精があたかも避ひにんほう妊法として当たり前のように描かれていることです。腟外射精の妊娠率は1年間100カップルあたり約20とされています。5組に1組は妊娠するわけでこのような方法はとても安全な避妊法とはいえません。ちなみにコンドームも100カップルあたり14、すなわち7組に1組は1年経ったら妊娠していることになります。若くて経験の少ないカップルは、これよりさらに妊娠率が高くなるといわれています。ですから、絶対に腟外射精は信用しないでほしいのです。2人の世界をつくる第一歩は相手を思いやる、相手のいやがることはしない、相手を危険な目に決してあわせない、ことです。お互いの心とからだを守るために、現実と、お金でつくった仮想世界をごちゃまぜにしないようにしてください。For Men思 春 期青 年 期将来の妊娠のために妊娠・出産中 高 年 期

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