HUMAN +女と男のディクショナリー
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22産婦人科は、妊娠のときに行くものと思っていませんか? 月経の異常(量、痛み、乱れ)、感染症やがんも産婦人科で診療します。また、女性はからだだけではなく精神的にも女性ホルモンの影響を受けます。からだに症状がなくても、ストレスがたまっている、疲れやすいと思ったら、検診をかねて産婦人科を受診し心身のバランスを診てもらいましょう。◎ こんなときは産婦人科へ次のような症状があるときは、積極的に産婦人科を受診しましょう。 ・ 月経 : 初経が来ない、月経がとまった、周期がバラバラ、月経痛が強い、月経がすぐに終わる ・ 帯たいげ下(おりもの) : おりものが増えた、においが気になる、色がついている ・ 不正出血 : 月経以外の時期に出血がある、性交時に出血する、排はいにょう尿・排はいべん便時に出血に気づいた ・ 痛み : 月経以外にも下腹部に痛みがある、排尿時や排便時に痛みがある、性交時に痛みがある、  腰が痛い、いつも下腹部がジクジクと痛い、急におなかが痛くなった ・ 腫はれ物 : おなかが張る、尿や便がでにくい、尿に行く回数が増えた、太ったと感じる ・ 外がいいんぶ陰部 : 何かできている、何かでてきている、かゆい、痛い ・ その他 : 尿がもれる、体重が急に減った、妊娠していないのにおっぱいがでてくる◎ 親バレ、お金、内診が怖い… 大丈夫です!若い人が産婦人科に行きづらい理由のひとつに「親や周囲の人に知られたくない」ということがありますが、個人の承しょうだく諾なしに勝手に親に連絡することはありません。不安であれば医師に「親に言わないでください」と伝えておきましょう。初診のときには、右ページのようなことを聞かれます。先にメモをしておくと安心ですね。セックスの経験を聞くのは、妊娠や性せいかんせんしょう感染症の可能性があるかを知る必要があるからです。経験があってもなくても、恥ずかしいことはありません。ウソは書かないでください。正確な診察ができなくなってしまいます。また、女性性器を医師がみたり触ったりする「内ないしん診」に抵抗があって受診したくない人は、超音波の機械で診察できるので、そのことを伝えてください。性交経験がない場合は、一般的には内診をしません。初めての受診でかかる金額は、初診料と検査で5000円くらいです。検査によってはもう少しかかるものもあります。「お金がないから産婦人科に行かない」ではなく、「今日持っているお金でできる検査をしてください」と言ってもいいのです。229第一章 〜思春期〜産婦人科デビューの不安、解消します九州大学産科婦人科 加藤聖子Doctor

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