公益社団法人 日本産科婦人科学会

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学会からのお知らせ

第73回日本産科婦人科学会学術集会ご参加の御礼

更新日時:2021年5月11日

会員各位

第73回日本産科婦人科学会学術集会ご参加の御礼

 この度は4月23日~25日に新潟市で行われました第73回日本産科婦人科学会学術集会に多数ご参加くださり誠にありがとうございました。コロナ禍のさなか、感染者が増加しているタイミングで22日に行いました臨時総会と共に、現地開催をどのようにするか、最後まで逡巡いたしました。現地参加をいただきました皆様から健康観察期間であります5月10日を過ぎましてもお願いしておりました学会事務局への感染者の報告はなく、地元新潟市ならびに会場でご参加くださった先生方にご迷惑をおかけすることなく無事学会を開催できたものと判断いたしました。また、WEB視聴期間は5月7日17時をもって終了いたしましたが、動画に102万回、ポスターにも19,394回のアクセスをいただき会場参加ができなかった先生方にも、最新の知見や診療上必要な情報を得る機会を提供できたのではないかと思っております。

 直前の新型コロナ感染者数の増加に伴い、4月21日から新潟市の飲食店への時短営業がはじまったこともあり、会場参加をして下さった先生方には感染制御の面からさまざまな不自由をおかけし、また行動の自粛をお願いいたしました。全面的なご協力をいただき誠にありがとうございました。令和2年第72回学術集会におきましては全国に緊急事態宣言が発令されるという状況下で現地開催を断腸の思いで断念いたしました。2年続けて学術集会がWEBのみで行われてしまえば、医学界で明治以来連綿と続いてきた、「医師が自ら考えて発表、発信し、その場で質疑応答を行い、後々その議論を反省・考察して医術のさらなる向上を目指す」という善き文化が消えゆくことを恐れました。会員の先生方のご協力により一部の皆さまのご来場であっても現地開催による直接の議論ができ、またハイブリッド形式でより多くの先生方にご参加いただくことができました。

 今後、学術委員会を中心に今回の運営上の詳細な検討を行い、今後のよりよい学術集会の在り方を模索してまいりたいと思います。この度は誠にありがとうございました。

令和3年5月11日
公益社団法人 日本産科婦人科学会
理事長 木村  正
第73回学術集会長 榎本 隆之

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