日産婦会員のみなさんへ

 

厚生省児童家庭局母子保健課より,非配偶者間人工授精(AID)について以下のような本会会員に対する周知徹底の要望がありましたのでお知らせ致します.

 


 

最近,新鮮な精液を用いた非配偶者間人工授精によりHIV‐1に感染した症例が報告(Lancet 351:728, Lancet 351:1812,1998)されており,精液が提供されてから6カ月後にも提供者のHIV‐1抗体検査を再度行い,抗体が陰性であることが証明されてから凍結保存された精液を使用すべきであると記載されています.したがって,非配偶者間人工授精の実施には以下の点に配慮し,適切な対応を講じていただきますよう,お願い致します.

<1>精子提供者に対し,HIVの抗体検査について十分な説明と同意を取ったうえで当該検査を実施し,陰性であることを確認した後に精子提供を受けること

<2>提供された精子については,6カ月間凍結保存し,再度,当該精子提供者のHIVの抗体検査を実施し,陰性であった場合に限り,当該精子をAIDに用いること

<3>その他,AIDに伴う感染症を予防するために必要な検査等をすること